メテオラ
  Meteora
1988年、複合遺産


概要:
ギリシア正教徒が築いた奇岩上の修道院群
ギリシア本土のほぼ中央、標高2000m級の山々が連なるピンドス山脈。高さ20〜400mの搭状の奇岩群が聳え立つ。 メテオラとは、ギリシア語で「宙に浮く」という意味の「メテオロス」に由来し、その名のとおり奇岩の頂には、 いくつもの修道院が建っている。 9世紀、世俗生活を嫌った人々が、より神に近い地を求めて住み始めたのが、メテオラの起源とされている。 戦乱を避けて集まった修道士達が共同生活を営むようになり、縄梯子や滑車しか搬送手段がない過酷な環境下、 16世紀までに20を超えるギリシア正教の修道院がつくられた。内部は、フレスコ画やイコンで飾られている。
アクセス:
麓の町カランバカから、往路はタクシー、復路は修道院を見学しながら歩いて戻る。
・カランバカ[観光案内所近く]→メガロ・メテオロン修道院(所要15分、タクシー8EURO、夏季は市バスあり)
・メガロ・メテオラ修道院→カランバカ(所要6時間、徒歩で他の修道院を見学し、山道を下りカランバカの町へ)
時間が無い人や歩きたくない人は、タクシーチャーターまたはツアー。
主な修道院:メガロ・メテオロン、ヴァルラーム、ルサヌー、アギア・トリアダ、アギオス・ステファノス
入場料:各2EURO
※開院日・開院時間は修道院ごとに違うので観光案内所で要確認( 週に2日ほど休院日がある )
コメント:
天気に恵まれ、気温も程よく最高のメテオラを満喫しました。 奇岩とその頂上に建つ修道院は、天空の城を思わせる雄大な景色。 ツアーでいっても楽しめると思うけど、ゆっくりと自分のペースで歩いて周ると更にメテオラを楽しめます。 かなりお勧め。ただ、山の天気は変わりやすいので、その点は注意しよう。
訪問日:
2010年03月04日 ( 現地は冬 )


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