ロス・グラシアレス
  Los Glaciares
1981年、自然遺産


概要:
アルゼンチン南部に位置する、南極大陸、グリーンランドに次ぐ規模(東京都の面積の2倍)の大氷河群。 氷河群のなかで最大規模のウプサラは氷河は、幅5KM・全長80KMに達する。
太平洋から吹き付ける湿った風が、アンデスの山々にぶつかり、大量の雪を降らせることで生み出された大氷河群。 氷河が青く見えるのは、積雪の圧力で密度が高くなり、波長の短い青い光だけを反射するため。
また氷河の成長が早く、ペリト・モレノ氷河は年に600m以上の速度で、アルヘンティノ湖に流れ込んでいる。
アクセス:
カラファテからローカルバスで2時間、ペリト・モレノ氷河の展望台に到着。
ウプサラ氷河へのアクセスは船のみで、1日ツアーに参加。(オネージ湖、スペガッツィーニ氷河も含む)
コメント:
ペリト・モレノ氷河は、周りを取り囲むように展望台・道が整備されていて、間近で見ることができます。
5時間ほど崩落を見るためにウロウロしていましたが、一箇所に留まって大崩落を待つのがお勧めです。 轟音が聞こえるとそちらの展望台が気になりますが、どこでも崩落は起こります。 ただし、大崩落は1日数回しかありませので、見逃さないように!
ウプサラ氷河へのクルーズは、2F建ての200人乗りぐらいの大きな船で行きますが、 船よりも大きな氷山が湖に浮かんでいる様は圧巻です。またスケールの大きい氷河にも圧倒されます。 冷たい風を切りながら甲板に立っていると、プチ南極体験ができます。
氷河トレッキングもありますが、ニュージーランドで経験済みなので、クルーズを選びました。
訪問日:
2009年2月17日


inserted by FC2 system