サマイパタの砦
  Fuerte de Samaipata
1998年、文化遺産


概要:
岩に刻まれた先住民族の神殿跡。
アンデス山麓の標高1950mに位置するサマイパタ村から約9q離れた丘陵に、東西250m、南北60mの石造建築が広がる。 インカ時代の石積みの壁や行政施設、居住区、水路の跡などが確認されている。 16世紀にインカ帝国を征服し、この地を訪れたスペイン人が「要塞」と名付けたが、 実態は、先住民による祭祀施設だったと推定されている。
アクセス:
自分達で行く場合:
サンタクルスからサマイパタの村まではバスで3時間半(B15)。尚、新バスターミナルでなく旧バスターミナル付近からバスが出ている。 サマイパタの村から砦までは、山道を9qほどだが急な登りと下りを繰り返すので歩くと2時間半〜3時間は必要かと。
自分達はサマイパタの村でタクシーをチャーター。村→砦→村→サンタクルスのルートでB170(村と砦の単純往復ならB70)。 尚、帰りもバスを利用する場合は、夜の6時以降にならないとバスが無いようです。
ツアーを利用する場合:
 いくつかの旅行会社を回りましたが、値段はUS$80前後(2人参加時の1人の値段)。
 行き帰りの送迎と昼食が付きます。ガイドは手配可能ですが、スペイン語ガイドのみでした。
 ツアー代は人数が多いほど安くなり、人が集まりやすい週末がねらい目。
コメント:
サンタクルスから日帰りで行ってきました。 行きのバスが思ったより時間がかかり、その日中に帰れるか不安でしたが、日帰りは一応可能です。 ちなみに遺跡はすごく山奥にあります。
遺跡内はまず入場料のB50を払い、徒歩で回ります。2時間くらいで一通り見て回ることが出来ます。 この遺跡のメインである宇宙船のような一枚岩を見ていると、本当に動き出しそうでなんだか不思議です。 尚、入場する際にサマイパタ村にある博物館の入場券がもらえます。 博物館では遺跡から出土した土器や当時の様子を再現したものなどを見る事が出来ます(館内撮影禁止)。
訪問日:
2009年05月05日


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