ハイファ及び西ガリラヤ地方のバハーイ聖地群
  Baha'i Holy Places in Haifa and the Western Galilee
2008年、文化遺産


概要:
バハーイ教の聖地
19世紀のイランで発祥したイスラム教系新宗教、バハーイ教の聖地。 ここには同宗教の前身にあたるバーブ教の開祖バーブの廟、彼の後を継いでバハーイ教を説いた バハーウッラーの廟など26の建造物がある。バハーイ教徒にとって重要な巡礼地である。 敷地内には教団本部があるほか、庭園や記念碑が配されている。
アクセス:
ナザレ・ダウンタウンからバス、地下鉄で約2時間( 本数が少ないので時間はあくまで目安 )。
・ナザレ・ダウンタウン[ハモシュビルバス停]
     →ハイファ[中央駅近く](所要1時間、16.7NIS、NAZARETH TRANSPORT No.331)
・ハイファ[中央駅近く]→パリ広場(所要15分、徒歩)
・パリ広場駅→ガン・ハ・エム駅(所要20分、6.2NIS、登山地下鉄)
・ガン・ハ・エム駅→バハーイ庭園頂上入り口(所要10分、徒歩)
バハーイ庭園の見学は無料ツアーでのみ可能。催行日は水曜日以外。ツアー開始は12:00 ( 15分前集合 )。 ツアー受付は、バハーイ庭園頂上入り口から東へ100mほど進んだ所にある。 ツアーは1時間程度で終わる。
コメント:
元イスラム教信者が興したバハーイ教。イスラエルに来るまでその存在すら知らなかった。 実際にツアーでその活動目的や内容の説明を聞いてみると、 「絶対平和」、「偏見の除去」、「両性の平等」を目的とし、 布教活動を行わない、経典を作らない、儀式を行わないなど、他の宗教とは一風異なる。 争いのない平和な生活を送るために活動する宗教といったところか。 普段、宗教にあまり興味を示さない自分には、とても新鮮な体験だった。
訪問日:
2010年05月13日 ( 現地は初夏 )


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