ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群
  Goreme National Park and the Rock Sites of Cappadocia
1985年、複合遺産


概要:
広大な奇岩地帯とそこに残る洞窟聖堂や地下都市遺跡
アナトリア高原中央部に位置するカッパドキア。キノコ型や煙突型の奇岩が林立しする景観は、まさに自然の神秘と言える。 これらの景観は火山の噴火と風雨の浸食によって形成され、紀元前数千年から人々はそこに住居をつくり生活をはじめた。 3世紀以降、ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教徒が移り住み、7世紀以降にはさらにその数は急増し、洞窟聖堂、修道院、地下都市が多数作られた。 また、巨岩を利用した要塞跡、隊商宿などもある。
アクセス:
カッパドキアを周る方法は、徒歩、公共交通機関、自転車、バイク、レンタカー、ツアーなど。
どの方法にするにせよ最低2日は必要。
ツアーにも種類があり、私達は人気の「グリーンツアー」「レッドツアー」を選んだ。
「グリーンツアー」 : 1日、50〜70TL、送迎、昼食、英語ガイド、各種入場料が料金に含まれる
  ギョレメパノラマ、デリンクユ地下都市、ウフララ渓谷ハイキング、
  セリネ修道院、ウチヒサルのピジョンバレー、ジュエリー店
「レッドツアー」 : 1日、50〜55TL、送迎、昼食、英語ガイド、各種入場料が料金に含まれる
  ウチヒサル・キャッスル、ギョレメ野外博物館、トカル・キリセ、
  アヴァノス、パシャバー地区、ワインテイスティング
参加しなかったが「気球にのって朝日を見る」は、100〜130EUROくらい。
コメント:
カッパドキアは見所がかなり広い範囲に点在しているので計画を立てるのが大変。 コスト、時間、行きたい場所にもよるが、お手軽なのはやはりツアー。 特にカッパドキアより南側を中心に周るグリーンツアーは、地下都市やウフララ渓谷の入場料も含まれているので お買い得といえる。また移動範囲が広いで、自力で行くのは少々大変かも。 ちなみに北側を中心に周るレッドツアーは、移動範囲が余り広くないので、 時間があればバイクなどを借りて自分で周るのも良いと思う。
訪問日:
2010年4月3日 ( 現地は春 )


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