チュニジアの世界体験

コラム072 チュニジア ローマ遺跡と素晴らしいモザイク画
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コラム072 チュニジア ローマ遺跡と素晴らしいモザイク画
2009年12月16日

●ローマ遺跡の宝庫 チュニジア

フェニキア人国家カルタゴは、紀元前9世紀〜3世紀にかけて、地中海沿岸から北部アフリカまで領土に治めるほど繁栄していた。 ところがイタリア半島を統一したローマ帝国との3度のポエニ戦争により敗北し、その栄華は徹底的に破壊されてしまった。 紀元前146年カルタゴが滅亡した後、100年ほど放置されていたが、ローマ帝国の属州として、 カルタゴは繁栄を取り戻す。紀元2世紀になると、ローマ、アレキサンドリアに次ぐ第三の都市にカルタゴは成長。 この時代の巨大建造物がチュニジアには数多く残されていて、その内3つが世界遺産に登録されている。 (カルタゴ遺跡、ドゥッガ、エル・ジュムの円形闘技場)

エル・ジュムの円形闘技場
3階建の巨大建造物
世界遺産マーク

天に聳える神殿跡
ローマ遺跡がゴロゴロ
ローマ時代の壷?

崇高なローマ芸術です!
ギリシア神話がモチーフ
これも崇高なローマ芸術です!

●モザイク画三昧

モザイクとは、大理石・陶器・ガラスなどを小片にし、それをはめ合わせて絵画を描き出す芸術だ。 紀元前のメソポタミアが発祥の地と言われているが、チュニジアではフェニキア時代から広まり、 ローマ支配下で最盛期を迎えたと言われている。 チュニスにあるバルドー博物館は、世界一のモザイクコレクションが見られる博物館として世界的に有名。

猛獣狩りのモチーフ、ライオン
繊細な色使いと曲線
人物がもリアリティあり

近寄ってみると、こんな感じ
まるでコンピュータグラフィック
こんなに大きい作品なのです。


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