エジプトの世界体験

コラム074 エジプト全土 四大文明の1つ「エジプト王国」の遺産
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コラム074 エジプト全土 四大文明の1つ「エジプト王国」の遺産
2010年01月21日

●エジプト王国 概略

四大文明の1つ古代エジプトの世界は、紀元前3000年〜紀元前332年と、すべて紀元前の話である。 紀元前3000年、メネス王によりエジプトが統一され、古代エジプトの歴史が始まる。 古王国(紀元前2650〜)時代は、首都メンフィスを中心にピラミッドが建設される。中王国(紀元前2040〜)時代は、 首都テーベを中心に、巨大建造物や壁画が作られる。新王国(紀元前1565〜)時代は、トトメス1世が王家の谷に 初めて墓を作り、葬祭殿、神殿などが建設される。紀元前332年、アレクサンドロス大王にエジプトは征服される。 代表的建造物を以下、写真にて一挙紹介。(王家の谷、ピラミッド内部、アブ・シンベル神殿内部は写真撮影不可)

●ギザの三大ピラミッド

古王国時代に建造された137mのクフ王、143mのカフラー王、65.5mのメンカウラー王のピラミッド。

スフィンクス
クフ王ピラミッド入り口
スフィンクスと三大ピラミッド

●カルナック神殿

中王国時代から太陽神ラーと結合して国家最高神となったアムン神を祭る、アムン大神殿はエジプト最大規模。

大列柱殿
彩色が残る柱
夜のライトアップは一味違う

●ルクソール神殿

カルナック神殿(アムン大神殿)の付属神殿として建立されたもので、3kmのスフィンクス街道によって結ばれていた。

対のオベリスクはパリにある
ラメセス2世の像
スフィンクス参道

●ハトシェプスト女王葬祭殿

新王国時代のエジプト初の女王ハトシェプスト女王による葬祭殿。女性らしい優美なフォルム3層のテラスは独創的。

岩山もデザインの1つみたい
交易のレリーフ
男装化した女王の立像

●アブ・シンベル神殿

新王国時代のラメセス2世が建設した大岩窟神殿。正面には高さ20mのラメセス2世の巨像が4体並ぶ。

目立ちたがり屋のラメセス2世
上下エジプト統一のレリーフかな?
自己顕示欲ありすぎ!!

●イシス神殿

末期王朝時代〜ローマ支配時代に様々な神殿が建てられた聖なる島。後に教会として利用されコプト十字が残る。

第一塔門の見事なレリーフ
柱にも繊細なレリーフ
コプト十字で上書がれている


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