エチオピアの世界体験

コラム086 エチオピア全土 エチオピアの旅は大変だけど、行ってみて良かった!

コラム086 エチオピア全土 エチオピアの旅は大変だけど、行ってみて良かった!
2010年5月28日

●エチオピアの旅は最悪?

世界旅行をしている旅人の間で、エチオピア旅は評判が悪い。 南京虫が襲ってくるベッド、早朝5:00前から並ぶバス席取り合戦、ガタガタの未舗装道路を蒸し風呂のバス移動、 腐った雑巾みたいなインジェラしか食べるものがない、道を歩けば「YOU YOU YOU 、やーい中国人」と 猛烈に悪口を言われる、それは世界三大ウザイ国モロッコ、エジプト、インドを遥かに凌駕するという。 それでも、ラリベラの十字架、南部の少数民族を見るために、旅人はエチオピアを目指す。 私たちは怖いもの見たさでエチオピア上陸したが、実際のエチオピア旅は評判ほど悪いものではなかった。 特にエチオピア人は親切で、控えめな人が多く、インジェラも美味しくいただけた。 まぁでも一息つけるような国ではなく、やはり全体的に疲れる旅にはなったけど・・・、行って良かったと思う。

●大変な虫対策

エチオピアの宿は、ダニ・南京虫・ゴキブリ・蚊という虫たちが蠢いている。特にダニ・南京虫は目に見えにくいので、 一見きれいに見える部屋でも安心はできない。ここで必要になってくるのは虫対策三種の神器「ビニルシート、殺虫剤、蚊帳」。 部屋に入ると、まずベッドに殺虫剤を散布し、ビニルシートを一面にはる。これでようやく腰をかける場所ができた。 床にいきなりカバンを置くことも避けた方がいい、虫はどこからやってくるか分からないからだ。特に絨毯張りの床は最悪だ。 それから蚊帳を吊り、蚊取り線香を焚き、ゴキブリは見つけ次第殺すしかない。ここまですれば虫被害はない。 ところが虫被害は宿だけではなかった・・・。移動中のバス、教会の床などに蠢いていたダニに結局やられてしまった。 対策のしようもないので、エチオピア名物と思ってあきらめることにした。 現地購入した痒み止めのMozBiteは、最強の効き目でどれほどありがたかったか!!

絨毯の床は、要注意!
蚊帳・ビニールシートなど色々
湿気が多く、薄暗い部屋

●大変な移動

エチオピアの国内バス移動は、座席の確保が難しいと聞いていた。特に旅行者は事前にチケット入手することが難しく、 当日バスターミナル開門5:00を待ち、バスまで猛ダッシュで座席確保する必要があるらしい。 私たちの場合、可能な限りプライベートバスを利用した。SelamBusとSkyBusという2社はローカルバスとは格段に快適度が違う。 事前座席予約が可能だし、車体も大型で座席もまぁ普通、もちろんお値段も高いけど。プライベートバスの路線がない場所は、 ローカルバスを利用したけど、宿スタッフにサポートをお願いしたので、チケットは事前購入できたし、当日も良い席を確保することができた。 確かに道は悪いけど、まぁ南米のボリビアでも経験したレベルだし、窓は開閉自由で意外にまともに移動できた。 現在エチオピア国内の道路舗装工事が進んでいるし、プライベートバスの路線も拡大中なので、数年後にはかなり快適になっているだろう。

SelamBus
なんと朝食付き
昼食はホテルで

車窓より 人々の行きかう風景
ペットボトルほしがる子供達
SkyBusでもトイレ休憩は道端

朝のバスターミナルは大混雑
ローカルバスはリクライニングなし
皆、じっと座っている

●大変グロテスクなインジェラ

移動は大変で、宿でも落ち着けない、これでご飯も美味しくなければ、旅の魅力激減である。 ところが、エチオピア食事大丈夫でした。まず国民食のインジェラ,1日1回食べても大丈夫かなぁ〜ってぐらい 問題なく美味しく食べれた。 また地元民に人気のレストランに行けば、意外にピザ・パスタ・フライものなど美味しい洋食料理を食べることができた。 チマキと呼ばれるフルーツジュース、マキアートなどの飲み物は最高に美味しく、食は問題なしのエチオピアだった。

1.ソースをインジェラにかける
2.インジェラをちぎる
3.ソースを絡めて食べる

具は色々 おいしそうでしょ?
模様はちょっとグロテスク
バハダールの魚は美味しい

どこでも飲めるマキアート 美味 30円
チマキというフルーツジュース
定番のビール セントジョージ


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