●ツアー概要
サファリの拠点となる町アルーシャのVictoria Expeditionで手配したツアーは以下の通り。
・サファリ in マニヤラ湖NP、セレンゲッティーNP,ンゴロンゴロ保全地域,タランギレNP 5日間
・送迎、3食+水1日1.5L、キャンプサイト泊(テント、マットレス、寝袋あり、大半はシャワー・トイレ・電気あり)
国立公園入場料、英語ガイド兼ドライバー1名+コック1名)
※料金に含まれないのは、アルコール飲料&ソフトドリンク、スタッフへのチップ。
●ゲームドライブとは
”サファリ”とは、スワヒリ語で”旅”を意味する言葉。
アフリカの”旅”は、大自然の中で野生動物と出会うことってことか、スケールが大きい。
サファリには,ゲームドライブ/バルーン・サファリ/ウォーキング・サファリ/ボート・サファリなど種類がある。
今回選んだゲーム・ドライブは、サファリカーに乗りながら、野性動物を探すサファリ。
サファリカーは、TOYOTAランドクルーザを改造して車の天井が開くようになっている。
ドライバー兼ガイドが、恐ろしい視力と嗅覚で野生動物を探してくれる。とても楽なツアーのはずだが、
太陽が照りつけるサバンナの未舗装道路を走り続けるもんだから、砂ぼこリ+太陽+風で意外に体力を消耗する。
天井が開くよ ランドクルーザー
車の中はこんな感じ
同じような車が公園にいっぱいだ
グット!テント ベット付き
セレンゲティ内 セロネラキャンプ
ンゴロンゴロ内 シンバキャンプ
ご飯も美味しい
優しい味付けがグット!
ガイドとツアーメンバーです
●マサイ村訪問
ケニア、タンザニア国境はマサイ族が住むエリア。彼らは遊牧民であり、どちらの国民でもない。
マサイは、両国の国境を自由に行き来することが許されていて、国立公園や保全区域内で放牧しながら暮らしている。
サバンナに生き、ライオンを倒してしまう勇敢なマサイ族というイメージがあったが、タンザニアに来てイメージが変わった。
伝統の暮らしを止めてしまった都会派マサイ、槍を持ちマサイ布をまとっているけど町のバーやスーパーに出入りするマサイ、
バックパッカー宿の警備員をするマサイ、伝統的暮らしを見せてくれるというマサイ村を訪問したが、やはりここも観光地化されてしまっている。
正直、今でもライオンを倒せるような勇敢なマサイがいるのかは?である。
マサイ村では、入場料を支払うと、伝統ダンス+マサイジャンプ+暮らしぶりをみることができ、写真取り放題である。
英語のできるマサイ君が、終始にこやかな笑顔で丁寧に親切に案内してくれる。ホスピタリティー抜群。
助走なしで軽々50cm以上飛ぶマサイジャンプや、ピアスでビローンと伸びてた耳たぶとか、
マサイカラー(赤=血、青=平和)の格子柄の布をまとい、木の槍を持つ姿を目の前で見ることができるので、一見の価値はある。
迫力満点ウエルカムダンス
飛びます!飛びます!高いです!
村を守る戦士達です
耳の飾りが重たそう・・
クールに決めてます
耳たぶの穴、でかくない!?
村人は座ってくつろいでる
将来は僕も戦士になるぞ!
マサイカラーってなんか好き
●マニアラ湖NP見所 Lake Manyara National Park
北はヨルダンから南はモザンビークにかけて広がる大地溝帯(グレート・リフト・バレー)の底にあるマニアラ湖。
正直、大地溝帯?って感じ。地球の大きな裂け目かもしれないけど、そう珍しい景色には見えない。
森林、草原、湖と多彩な風景が広がるマニアラ湖、ペリカンとフラミンゴの群れが見れることで有名。
実際は、広大なサファリパークという感じで、いまひとつ大自然という感じがしない。それでも、湖近くには、
ヌー、バッファロー、インパラ、カバ、ペリカン、フラミンゴ、キリンと野生動物がいるのが見える、のんびりとした場所。
湖の側はとてもさわやか
どれどれっ、双眼鏡で動物探し
いたいた、ペリカンとヌーだ!
ノミ取り、気持ちよさそう
キリンの親子だよん
なんかシマウマって短足かも・・・
●セレンゲッティNP見所 Serengeti National Park
広大な敷地は、東京+神奈川+埼玉+千葉を凌ぐ広さ。マサイ語で「果てしない平原」と名づけられたとおり、
見渡す限り、地平線の果てまで、黄金の平原が続く。
未舗装道路を砂埃を上げてサファリカーを1日走らせる。平原の中に、ライオン、チータが寝そべっている。
象が水浴びや砂浴びをしている。ヌーやシマウマが群れをなし、草を食べている。なんて雄大な景色。
ここはサファリパークではなく、本当の大自然に生きる野性動物が見れる場所。
夜はセレンゲッティ中心のセロネラのキャンプサイトで宿泊したが、野性動物との境界なし。
テントで寝ていると、どこからともなく、足音、息づかいが聞こえてくる。なんと「ひゃーひゃ」という笑い声も聞こえてくる。
笑っていたのはハイエナ、獲物が見つかると嬉しくて笑うらしい。
我がガイドは、一度テント脇にライオンが寝ていた!!という経験の持ち主。これもセレンゲッティならでは。
黄金のサバンナへようこそ!
ゾウさんのお出迎えです
おなじみの人たち ハーテビースト
前からライオンが歩いてきた
とても小さいけど、ヒョウなんです
雄ライオン 迫力満点だ!
シマウマの模様って綺麗だよね
夕日みたいだけど日の出っす
超豪華!気球に乗ってサファリ
●ンゴロンゴロ保全地域見所 Ngorongoro Conservation Area
クレータの底は標高1800M,クレータの淵は標高2300M。一度クレータの底に住み着いてしまった動物は、
なかなかこの高低差を乗り越えて、外に出ることができない。セレンゲッティNPと比べると狭い空間に野生動物が
生息しているので、その密度は高く、動物観察には適している場所。
BIG5を比較的簡単に見れる場所だが、その1つであるサイは、生息数が少なく(10頭ほどしかいないらしい)、見るのは困難。
大移動の時期とは関係なく、ヌーとシマウマの大きな群れを見ることができるのが魅力。
夜は、クレータの淵にあるキャンプサイトで宿泊したが、深夜鼻息の荒い動物が、地響きを立てながらテント周辺を走り回っていた。
恐怖でテント内で固まっていたが、犯人はシマウマだった、テント脇に糞の落し物が・・・。
そういえば昼間シマウマが蹴ったり小突き合いながら喧嘩してるのを見た、シマウマは思ったより凶暴な生き物だ。
山に囲まれたの動物の楽園
大移動しなかった、ヌーの群れ
シマウマさんどこ行くの?
ケンカしないで!仲良くね
チーターがこんな近くに
ピンクペリカンはあんな遠くに
車から降りて休憩
ゾウさんも休憩
カバさんは気持ちよすぎて爆睡
●タランギレNP見所 Tarangire National Parlk
樹齢6000年!というバオバブの巨木がボソボソっとある以外はとても乾燥した大地が広がる。
象の群れを頻繁に見ることができる。シマウマやヌー、草食動物など見ることができるが、
全体的に迫力に欠けるマイナーな国立公園という感じが否めない。
変わった形の木 バオバブ
ゾウの親子が川を歩く
とっても仲良しなんだよね
シマウマとヌーは協力しあうらしい
木登りライオンを発見
子供を抱えたお猿さん