●カオサン通りとは・・・
ウィキペディアには、次のように書いてある。
300メートルほどの通りにはバックパッカー向けのホテルやゲストハウスが軒を連ね、レストラン、
インターネットカフェ、旅行代理店、古本屋、ランドリー、衣料品店、土産物店等、旅行者に必要な店がずらりと並ぶ。
中には海賊版のCDやDVDを売る店や国際運転免許証や国際学生証の偽造をする怪しげな店や
タトゥーやパーマ、タイマッサージをする店なども存在し、混沌とした情景を醸し出している。
このため世界中のバックパッカーがここに集まり、旅行者の中にはカオサンをバックパッカーの聖地と呼ぶ者も多い。
カオサン通り入口
カオサン通りの朝
夜のカオサン通り
●初めてのカオサン通り
10年前、タイを短期旅行で訪れた時は、「怖いところだから・・・近寄らない」と訪れなかった。
それが今回、こんなに世話になるとは・・・・。
旅行に必要な買い物から、食事、旅行手配・・・と、何でも、この通りで用が済んでしまう。
この通りで用が済まなくても、どこに行けば良いのか・・・という情報は確実に手に入る。
治安も良い気がする、グデングデンの旅行者に絡まれるのが、危険要素。
でも世界各国からの旅行者で溢れたカオサンにいると、タイにいる気が全くしない、なんか渋谷でも変わらない感じ。
そして旅気分が何かに吸われて、次に進めなくなる気がする。
世話になっているけど、何かここに長く居てはいけないような気がする、不思議な場所。
●日本人御用達
カオサン通りの共通語は英語だけど、日本語でもたぶん何とかなる。
日系旅行社数件、日本料理屋、日本人専用宿など・・・、この辺りを利用していれば、日本感覚で何とかなる。
最近読んだ本で、「タイ:カオサン引きこもり」という人たちを分析していた。
カオサン、タイの地方都市よりは物価が高いけど、それでも日本よりは格段に安いので、日本で稼いで、
タイで長期滞在している人もいるそうだ。やっぱり、カオサンって、タイっていう気がしない。
日系旅行社のあるバイヨンビル
漫画喫茶併設の宿
日本料理屋 竹亭
有名なワッタナーのラーメン
これが、実際のラーメン
バナナ焼きの屋台、あまり甘くない。
●ガイド付き「カオサン通り」ツアー
カオサン通ではないので、良く分からないが、カオサン通りは変化しているらしい。
そういえば、ガイドに連れられた欧米系年配旅人が、「カオサン通り」ツアーに来ていた。
カオサンに泊まっている私たちは、観光客に見られているのである・・・しかもガイドの説明付きで・・・・。
どんな説明をしているのか気になるが、ツアー客は、ふんふん・・・と頷いていた。
また、一方で世界各国の旅人が居て、世界標準のクラブもあるので、タイ若者にとってはお洒落なスポットらしい。
週末の夜になると、お洒落したタイ若者が遊びに来て、旅人と混ざる、異文化コミュニケーションの場。
そしてカオサン通りに高級ホテルが建設中という、数年後にはバックパッカーが利用できないほど、
物価の高いエリアに変わっているのかもしれない。
となると、バックパッカーの聖地は、次どこへ行くのだろう??