●病み上がり、復帰トレッキング
4日間麗江で寝込んでいたが、ようやく観光できる体力が戻ってきた。麗江から1泊2日でいける、虎跳峡へ。
虎跳峡は、金沙江(長江の上流)沿いに延びる全長20KM,高低差3000Mの大峡谷。
このあたりの金沙江は川幅が非常に狭く、虎がこの峡谷を飛び越えたという伝説が名前の由来。
●トレッキング1日目
宿で手配した車で、麗江から、登山口近くのJane's GHに向かう。この宿で昼食を食べたが、とにかく旨い!!
今回のルートには、途中に数軒宿泊施設があるので、軽装備で望める。
歩き始めると、遥か遠くに雪山が見え、眼下にはエメラルドグリーンの川、そして田園ののどかな風景が見える。
まるで絵に描いたようなバランスで、とても美しい。緩やかな登山道をのんびり歩いていると、後ろから馬屋が、
「頂上まで大変だから、馬乗らないかね〜」を、ずっと勧誘しながら着いてくる。こちらが休憩すると、向こうも
休憩するぐらい、ピッタリマークされている。
頂上手前1時間ぐらいは、急勾配の折り返し道を登っていくので、息がかなり切れる。そして18:00頂上に到着。
頂上にはおばちゃんが1人飲み物などを売っている、そして虎跳峡という看板も管理している。
おばちゃんにお金を払わないと虎跳峡の看板を写真撮影ができない、水を買って記念撮影。
おばちゃんが毎日この山道を、商売道具を背負いながら歩いているのを想像すると、記念撮影代も納得して払える。
19:30にお目当ての宿到着、ぬるーいちょろちょろシャワーを浴び、温かいご飯を食べ就寝。
トマト麺
じゃが芋揚げの甘酢和え 美味
トレッキングの風景
眼下には金沙江が見える
カンボジア製の布が帽子代わり
有料の虎跳峡看板
山小屋というか、宿泊施設
かなりきれい。
温かい夕食、Menu豊富
●トレッキング2日目
8:00宿を出発して、とにかく下る。今日は中虎跳峡へ行き、金沙江の激流を間近で見る予定。
4時間近く下山して、ようやく中虎跳峡の入口に到着。ここから1時間下れば、川岸まで降りることができる。
ハシゴや、急な岩場をとにかく降りる、登ってくる人の顔がかなり辛そうで、険しい。
半分ぐらい下ると、これをまた登ることばかり気になり、途中で引き返したくなる。でも、ここで戻ったら、
今まで歩いた分が無駄になるから・・と言い聞かせて、グングン下る。ようやく川岸へ到着。
激流を間近で見ようと岩場に近づくと、数家族によって管理されているので、入場料を支払う必要があると言われる。
中虎跳峡へ降りる登山道は、この家族によってメンテナンスされているので、その維持費という名目だ。
お金を払い、激流間近の岩によじ登る。白く泡立った激流が、ゴーと音を立てて、流れていく、壮観だ。
峡谷の底で、虎跳峡のトレッキングを振り返り、満足した気分になる。まだ・・・登りというイベントが残っているのに。
帰りは、とにかく上しか見ずに、一歩一歩登っていく。1時間半ぐらいかかって、到着。
一息つく間もなく、今日中に麗江に買える為の交通手段を探す。
虎跳峡の入口までは、交渉してタクシーに乗り、そこからまでは、地元民乗り合いバンに声をかけられ乗る。
20:00過ぎに麗江に到着。リハビリにしてはハードだったけど、美しいトレッキングだった。
これて、誰?ヤギ??
切り立った岩の登山道
眼下の金沙江まで、今日は降りる。
中虎跳峡の入口
一気に降りるので、急な階段がある
帰りは、これを登らないといけない
川幅が狭いので、激流となる
ゴーという音が鳴り響く
この岩を管理してるおばちゃん