●キャンパーバン レンタル
数年前オーストラリアを旅行した時に、10日間キャンパーバンを借りた。その魅力に取り付かれて、今回もレンタルする。
10月中旬までは、冬料金でかなり値段が安くなり、ツアー参加とさほど変わらない。思い切って、53日間レンタルする。
2ヶ月近く車で生活するのはもちろん初めて!!世界旅行始まったばかりなのに、ちょっと贅沢しすぎ・・・。
キャンパーバンは、レンタル会社・レンタル車種がかなり多いので、予算・望む装備によって選ぶことができる。
車種とは、何人用か?(2人〜6人)、年式、4WDか等で決まる。装備は、ガスコンロ、シンク、冷蔵庫、トイレ・シャワー等で決まる。
レンタル会社のHPをみると、昼・夜の車内レイアウトイメージなどを見ることができる。
私たちは、手数料無料で、オークランドのBase Travelの日本人スタッフに手配してもらった。(前回は、HPで直接手配)
●Quinee 車内の様子
今回レンタルしたのは、Explore More社のQueenie という車種。TOYOTAハイエース(マニュアル)の天井を改造して高くしてある。
2人用で、ガスコンロ(2口)、シンク、冷凍庫・冷蔵庫(60L)、荷物置き場がついていて、コンパクトにまとまっていて、使いやすい。
その他、寝具一式、鍋・食器一式、スノーチェーン、電気ストーブなど必需品は揃っている。
冷蔵庫用に専用バッテリーが付いているので、アイスクリームだって溶けない、優れもの。
日中は、ソファー+テーブルとして使い、夜間は、そこがダブルベットに変身する。このレイアウト変更は結構面倒臭い。
他の人はちゃんとレイアウト変更していたけど、私たちはすぐに万年床と化してしまった・・・・。
寝具一式付いているが、冬のニュージーは場所によって雪が降るぐらい寒い、寝袋必須+電気ストーブも必需品。
キャンパーバン Queenie
昼間の車内
コンロ、冷蔵庫、シンク付き
夜間の車内
移動しないと部屋
ガソリン代も馬鹿にならない
●キャンパーサイトとは
ニュージーランドは、どんな小さな町でも、町がないような場所でも、必ずキャンパーサイトがある。
キャンパーサイトでは、電源・水・台所・トイレ・シャワー・WIFIなどの設備がある。
受付けで、パワーサイト(もしくはノンパワーサイト、要は電源を使いたいかどうか)のチェックインをすると、
サイト内の地図を渡されて、基本施設の場所、そして駐車場番号が指定される。(自由の場合もある)
駐車場の場所によっては、共同スペースまで徒歩5分ぐらいかかるので、私たちは共同スペース近くをいつも狙う。
駐車場に向かい、コンセントを電源に繋げたら、車内を夜間モードに変身。ホテルに様変わり!!
共同スペースは、バックパッカー宿みたいな感じだけど、サイト利用者は年齢層が高いので、いつも綺麗。
普通の車+テントで利用している人もいるが、極少数。6人用とか大型のキャンパーバンも多い。
また地元民を中心に、牽引式キャンパーバンもよく見かけた。サイトに到着すると部屋部分を残して、車で身軽に出かけられる。
この牽引式キャンパーバンで、長期滞在・・・っていうか、住んでいる人もいて、部屋部分に塀を付けたり、植木が置かれてたりする。
老人が家を引き払って、低コストのキャンパーバン生活をしているみたいで、サイト内に村が出来ている。
パワーサイトは大人2名利用で、一泊30ドル(2000円)前後。
都会型キャンパーサイト
湖畔のほとりのサイト
山間の小規模サイト
共同ダイニング
共同シャーワー・トイレ
必須アイテム、格安スーパー
●車窓からの景色
雄大な景色を眺めながらのドライブ。そしていつでも好きな場所で車を止めて、ご飯を作ったり、寝たりできる。
冷蔵庫もガスもあるから、温かい物も冷たい物も、自由自在に楽しめる。なんて、最高の空間!!
もちろん贅沢な旅には違いないけど、キャパーバンのお陰で、大自然にアクセスできて、最高の思い出となった。
ニュージーランドでは、退職後の夫婦が気ままにキャンパーバンで数ヶ月〜何年も旅するというスタイルが
かなり普及している。私たちもできればこういう暮らしをしたいと思う。
レイク・テカポ沿い
テ・アナウへ向かう道
アオラキ・マウントクックへ
アオラキ・マウントクックへ
独り占めの景色
南島の果て、東京まで遠い
海に吸い込まれそうな道
南北島間フェリー
南北島間フェリー