ニュージランドの世界体験

コラム026 クライストチャーチ キャンパーバン2ヶ月レンタル 人生最高の贅沢
コラム027 アオラキマウントクック ロードオブザリングの世界
コラム028 ティアナウ グレートウォークスという名のトレッキングルート
コラム029 フランツ・ジョセフ 氷河トレッキング 初のクランポン装着
コラム030 ロトルア 温泉と羊のいる町、そしてキャンピングカーに最大のピンチが!!
コラム031 ファカパパビレッジ トンガリロクロッシング
コラム032 ワイトモケーブ アンダー・ウォーター・ラフティングってすごい!!
コラム033 オークランド パソコン壊れた、何故か2台に増えた。

コラム026 クライストチャーチ キャンパーバン2ヶ月レンタル 人生最高の贅沢
2008年9月24日

●キャンパーバン レンタル

数年前オーストラリアを旅行した時に、10日間キャンパーバンを借りた。その魅力に取り付かれて、今回もレンタルする。 10月中旬までは、冬料金でかなり値段が安くなり、ツアー参加とさほど変わらない。思い切って、53日間レンタルする。 2ヶ月近く車で生活するのはもちろん初めて!!世界旅行始まったばかりなのに、ちょっと贅沢しすぎ・・・。
キャンパーバンは、レンタル会社・レンタル車種がかなり多いので、予算・望む装備によって選ぶことができる。 車種とは、何人用か?(2人〜6人)、年式、4WDか等で決まる。装備は、ガスコンロ、シンク、冷蔵庫、トイレ・シャワー等で決まる。 レンタル会社のHPをみると、昼・夜の車内レイアウトイメージなどを見ることができる。 私たちは、手数料無料で、オークランドのBase Travelの日本人スタッフに手配してもらった。(前回は、HPで直接手配)

●Quinee 車内の様子

 今回レンタルしたのは、Explore More社のQueenie という車種。TOYOTAハイエース(マニュアル)の天井を改造して高くしてある。 2人用で、ガスコンロ(2口)、シンク、冷凍庫・冷蔵庫(60L)、荷物置き場がついていて、コンパクトにまとまっていて、使いやすい。 その他、寝具一式、鍋・食器一式、スノーチェーン、電気ストーブなど必需品は揃っている。 冷蔵庫用に専用バッテリーが付いているので、アイスクリームだって溶けない、優れもの。
 日中は、ソファー+テーブルとして使い、夜間は、そこがダブルベットに変身する。このレイアウト変更は結構面倒臭い。 他の人はちゃんとレイアウト変更していたけど、私たちはすぐに万年床と化してしまった・・・・。 寝具一式付いているが、冬のニュージーは場所によって雪が降るぐらい寒い、寝袋必須+電気ストーブも必需品。

キャンパーバン Queenie
昼間の車内
コンロ、冷蔵庫、シンク付き

夜間の車内
移動しないと部屋
ガソリン代も馬鹿にならない

●キャンパーサイトとは

 ニュージーランドは、どんな小さな町でも、町がないような場所でも、必ずキャンパーサイトがある。 キャンパーサイトでは、電源・水・台所・トイレ・シャワー・WIFIなどの設備がある。 受付けで、パワーサイト(もしくはノンパワーサイト、要は電源を使いたいかどうか)のチェックインをすると、 サイト内の地図を渡されて、基本施設の場所、そして駐車場番号が指定される。(自由の場合もある) 駐車場の場所によっては、共同スペースまで徒歩5分ぐらいかかるので、私たちは共同スペース近くをいつも狙う。 駐車場に向かい、コンセントを電源に繋げたら、車内を夜間モードに変身。ホテルに様変わり!!
 共同スペースは、バックパッカー宿みたいな感じだけど、サイト利用者は年齢層が高いので、いつも綺麗。 普通の車+テントで利用している人もいるが、極少数。6人用とか大型のキャンパーバンも多い。 また地元民を中心に、牽引式キャンパーバンもよく見かけた。サイトに到着すると部屋部分を残して、車で身軽に出かけられる。 この牽引式キャンパーバンで、長期滞在・・・っていうか、住んでいる人もいて、部屋部分に塀を付けたり、植木が置かれてたりする。 老人が家を引き払って、低コストのキャンパーバン生活をしているみたいで、サイト内に村が出来ている。 パワーサイトは大人2名利用で、一泊30ドル(2000円)前後。

都会型キャンパーサイト
湖畔のほとりのサイト
山間の小規模サイト

海沿いのサイト
パワーサイトの電源
共同キッチン

共同ダイニング
共同シャーワー・トイレ
必須アイテム、格安スーパー

●車窓からの景色

雄大な景色を眺めながらのドライブ。そしていつでも好きな場所で車を止めて、ご飯を作ったり、寝たりできる。 冷蔵庫もガスもあるから、温かい物も冷たい物も、自由自在に楽しめる。なんて、最高の空間!! もちろん贅沢な旅には違いないけど、キャパーバンのお陰で、大自然にアクセスできて、最高の思い出となった。 ニュージーランドでは、退職後の夫婦が気ままにキャンパーバンで数ヶ月〜何年も旅するというスタイルが かなり普及している。私たちもできればこういう暮らしをしたいと思う。

レイク・テカポ沿い
テ・アナウへ向かう道
アオラキ・マウントクックへ

アオラキ・マウントクックへ
独り占めの景色
南島の果て、東京まで遠い

海すれすれの道
未舗装道路に羊が
大雨で道路冠水

海に吸い込まれそうな道
南北島間フェリー
南北島間フェリー


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