●ワイトモケーブ
洞窟内で発光性の虫、ツチボタルの神秘的な光を見ることができる。ツチボタルはNZに生息する大変珍しい生き物。
国内各地で見られるが、ここでは天井一面を埋め尽くすほどの数がいる。
●アンダー・ウォーター・ラフティング(ブラック・ウォーター・ラフティング)
ツチボタルを見るために、いくつかアクティビティがある。簡単に行けるのは、徒歩+船のツアー。
でも、ここではアンダー・ウォーター・ラフティングがオススメ。19世紀のツチボタル洞窟探検ツアーを再現したアクティビティ。
ウェットスーツ+長靴を着て、ヘッドランプ付きのヘルメットをかぶり、タイヤチューブを浮き輪代わりに使う。
私たちは、CaveWorld社のUnderWaterRafting 99ドルに参加。
アクティビティ主催会社
洞窟の見取り図
ウェットスーツに着替える
●想像を超えたアクティビティ
ツアー会社から、車で20分ほど牧草地に入っていく、そこは牛がいるのどかな景色。この下に洞窟はあるらしい。
牛が間違えて落ちないように、所々木の柵がしてある、不幸にして落ちた牛は、洞窟の中で死を待つしかない。
車を降り、タイヤを抱えて洞窟に向かって歩く。途中ラフティングの基本フォームの練習をする。
タイヤの中に、お尻からスポッと入り、後ろの人の足をがっちり持って一列になる。
今回のメンバーは、50代夫婦と私たち、大丈夫かな?
長い階段を降り、洞窟に入る。ヘッドランプをつけながら、暗闇の滑る洞窟を恐る恐る歩く。
鍾乳洞や、洞窟に落ちてしまった不幸な動物の骨などを見る。
ここからが、アドベンチャーの始まり。膝下ぐらいまで水がある洞窟を歩くと、前方に直径50CMの穴が見える。
なんとここを通り抜けないといけない、泥水の中、ほふく前進であるく、ウェットスーツを着てるけど・・・。
ここからタイヤのラフティングが始まる。水は思ったよりも冷たい。そしてヘッドランプを消す・・・、すると
天井にはプラネタリウムの様に無数の青白い光が漂っている、これがツチボタルだ。
1つ1つはとても小さな光なのに、それこそ天井全部を埋め尽くしている。そしてガイドさんが、大きな音を立てる。
ツチボタルは驚いて、その光が強くなる・・・美しい。プカプカ漂いながら、ツチボタルに見せられる。
ロマンチックな雰囲気によっていると、ゴーという水流が聞こえる。ちょっとした滝になっているみたい、
でも、ここは1列になって問題なく通過、次は人口的な滑り台が待っている。
よくレジャープールにある滑り台で、プールにバシャーって飛び込むやつ!ここのは、傾斜がきつく
ストンと落ちる感じ、鼻をつまんで、暗闇の中タイヤをつけたまま落ちる、ばしゃーん、もう笑いが止まらない。
こうして、90分の洞窟探検はおしまい。こんなアクティビティ考えるなんて、NZ人は遊びのプロだと思う。
そして、50歳になっても、このツアーに参加するNZ人のパワーは計り知れない・・・・・。
この下に洞窟があるらしい
プライベート洞窟へ
基本姿勢の練習
鍾乳洞も不気味に見える
タイヤチューブでラフティング
美しい造形