●ウシュアイアに来た目的・・それは南極
"南極ツアー"日本にいる時から興味があった。1人100万かかる。それがウシュアイアに行けば、
ラスト・ミニッツという叩き売りチケットがあり、20万〜南極上陸できるらしい。
20万も高いけど、南極で皇帝ペンギン見れるなら・・・と、ウシュアイアまで来た。
ラストミニッツを探して旅行会社を回る。オフィスの窓に「ラストミニッツ XX出発、 US$4200」というポスターが貼ってある。
3日後出港など日程的にはOKだが、なんせ値段が高い。最安値でUS$4100だった。
20万ぐらいのツアーを探すが、12/1月のマルコポーロという船1便しかなく、売り切れ・・と言われた、そんなぁぁぁ。
3月になればUS$3500まで下がると言われたが、それまで待っていられないので・・・一旦諦める。
一旦というのは、他にも南極へ行く方法があるからだ。豪華客船による南極クルーズ。大型船なので南極上陸は
無理だけど、南極に行くことができる。15万〜手配可能。このクルーズは、ブエノスアイレスや、サンチャゴなど
大きな港から出るので、ウシュアイアを出て北上することにした。(結果的には、いろいろあり、南極は見送り)
郵便局の壁がキャンパスに
ペンギンが階段おりてる
絶対乗りたかった南極船
●南極の代わり、ペンギンツアー
南極からわずか1000KMのウシュアイア、ビーグル水道では、アザラシ・ペンギンを見ることができる。
私たちはペンギン生息地域Martillo島に上陸するPira Tour社のツアーを選ぶ。
他のツアーより高額(7200円)だけど、南極に行けない場合の代わりとして奮発。(所要時間6時間)
15:00出発、バスで船着場まで1時間、船で15分、Martillo島に到着。
海岸を埋め尽くすペンギンの群れ。唖然としてしまうぐらい・・・ものすごい量。
簡単に杭が打ってあるトレイルがあるが、ペンギンがトレイルに入り込んでくる。
50cmの距離に、マゼランペンギンが寝ている、雄たけびを上げている。どのペンギンを撮影しようかと迷う。
大人毛に生え変わりの時期で、マフラーをしたように見える。
ここまで大量だと、笑いが止まらない。「なんで・・・こんなにいるの??」
1時間かけて島を一周する。トレイル脇の巣を静かに通り過ぎようとしたら、ペンギンに威嚇され歩けないことも。
くちばしを前に突き出し、背中を丸めて、戦闘モードである。手を伸ばせば、触れる距離にいるが、ここは保護区。
最後の方は・・もうペンギンだらけで、飽きちゃう?!ぐらい、お腹いっぱいのツアーだった。
大量のペンギンに興奮中
気持ちよさそうに寝てる
かわいいぃ〜
ちゅっちゅしている
好きでちゅ!
永沢クン!なんだい藤木クン?
お昼寝タイムですね
動かないで〜!
足と口ばしが黄色ペンギン
●世界最南端の町 ウシュアイア
夏の平均気温が9℃、南緯55度のウシュアイアは、標高は低いのに、高山にいるような気がする。
「世界の果て」という言葉を聞くだけなら、魅了されるかもしれない。実際はなんだか寂しい町だった。
ティエラ・デル・フエゴ国立公園、マルティアル氷河など、ああ・・自分は世界の果てにいるんだと思わせる、
寒々しい、生き物が暮らしていくのを拒むような景色が広がっていた。
とにかく物価が高いので、節約旅行中だと、身も心も寒くなるのかもしれない。
冬はスキー場になるよ
後ろがマルティア氷河
眼下にはウシュアイアの町
フエゴ国立公園(絶景)
フエゴ国立公園(食べる俺)
フエゴ国立公園(山頂への道)