ベネズエラの世界体験

コラム060 シウダーボリーバル 2泊3日 世界一の落差!アンヘルの滝へ(カナイマ国立公園)
コラム061 サンタエレナ 5泊6日 テーブル大地、ロライマ山に登る!(ギアナ高地)

コラム061 サンタエレナ 5泊6日 テーブル大地、ロライマ山に登る!(ギアナ高地)
2009年8月26日

●ロライマ山5泊6日ツアー

サンタ・エレナの Backpaker Tours で手配したツアーは以下の通り。
  ・ロライマ山トレッキング(山頂まで3日間、山頂で1日、帰りは2日間)。
  ・バイリンガルガイド、食事全部、テント泊、Bs.1700(約28500円)
参加メンバーは、全部で7名(ドイツ人4人、ベネズエラ人1人、自分達)。

●ロライマで暮らす

6日間の生活スタイルはこうである。宿泊は全日程テント泊、電気・水道は無し。 飲み水は川から汲み、シャワーも川でする。トイレは、仮設トイレ。 食事は、ペモン族のガイドさん、ポーターさんが用意してくれる。基本的に早寝早起き。 後は歩くだけ。

初日と5日目の宿( C.RioTek )
2日目の宿( C.Base )
3日目と4日目の宿( HotelPrincipal )

テック川で水浴び!気もちいぃ!
小川で水浴び 超!超!冷たい
冷えた体にホットココアをどうぞ!

これ!これ!最高に美味しかった
定番パスタ でも美味
その場で焼いてくれたパンケーキ

このサラダは疲れた体にぴったり
仮設トイレ(囲い無し)
仮設トイレ(テント付き)

●ロライマ登山の3日間

初日から2日間かけて麓にあるベースキャンプを目指す。1日の歩行時間は4時間ほど。 低い丘と川を幾つか越え、緩やかな斜面を少しづつ登る。 天気に恵まれれば、さほど辛い道のりではない。ハイキングみたいな感じ。 3日目、麓から山頂まで一気に登る。岩場あり、滝ありと、かなりハードな登りだ。 この日は、個人の実力差が顕著に表れるので、ペース配分は自分で決める。 3時間で登頂する人もいれば、8時間かけて登った人もいる。

6日間のトレッキングの始まり
遥か遠くに見えるロライマ山
後ろに見えるのはクケナンテプイ

靴下で川を渡る(滑らない!)
川で休憩中 きもちぃ〜!
ひたすら歩く

ベースキャンプまであと少し
テプイの近くは急な登り
ひと休み〜 かなりシンドイ

頂上も大分近くなってきた
真っ黒なカエルの親子だ!
頂上到着!記念撮影

●ロライマ山頂での1.5日間

ロライマ山頂、何も無いが見所はある。 "トリプルポイント"と呼ばれるベネズエラ、ガイアナ、ブラジルの3国を分ける国境。 "窓"と呼ばれる断崖絶壁にある岩の隙間。そこからの眺めは格別だとか。他にも"洞窟"、"奇岩"など。 その中でも"ロライマ山頂の最高地点"。ここからの眺めは、格別だった。 眼下にはサバナ、隣にはクケナンテプイ、横を見ればロライマの稜線(絶壁)が続く。 遂にここまで来たという気持ちでいっぱいになった。 なかなかこれは見れないと思う。

空飛ぶカメ!
サンタクロースの靴!
水晶がごろごろと転がっている

神秘的な風景 まさに失われた世界
山頂をウォーキング
だんだ霧がでてきた・・・

窓と呼ばれる場所 何も見えない・・
午後は山頂の最高地点へ
最高の景色にみんな満足

今、僕らはテプイ山頂にいる!
夢の1つが叶った( 感涙 )
トリック写真 撮ってみた

●ロライマ下山の2日間

行きに3日間かけて歩いた道を、帰りは2日間で歩く。距離が長くなり、今までの疲れもあってか、結構しんどい。 体中筋肉痛で歩くのかなりつらい・・・。それでも、まぁ色々大変だったけど、最後は全員無事ゴール!! 体はボロボロになったけど、最高に素晴らしい体験ができた。

登って来た道をひたすら下る
途中、毒蛇に遭遇!( 恐 )
快適なキャンプ地に戻ってきた

さようなら〜クケナンテプイ
出発地点到着! おつかれさまぁ〜
最後のランチは炭火焼チキンだ!

●ロライマの大自然

絶壁によって下界から隔絶された台地では、動植物が原始的な特徴を残したまま独自の進化を遂げ、 固有の生態系が形成された。その一部を写真で紹介。

Stegolepis guianensis
テプイ山頂は色んな花が咲いている
Beffaria imthurni

名前も知らない〜♪
Orectanthe sceptrum
Utricularia humboldti

木〜〜になるでしょう〜♪
Stegolepis guianensis
Tillandsi turneri

Drossera roraimae
Orectanthe sceptrum
Heliamphora nutans

●真面目なガイアナ人と陽気なベネズエラ人

ガイド2人、ポーター2人がツアーに同伴。ガイドが2人なのは、1人が英語、もう1人がスペイン語をしゃべるから。 英語を話すのはガイアナ人ガイド。物静かでとても真面目な人。 その反面、残りの3人はペモン族でスペイン語を話し、いつも明るく話しかけてくる楽しい人たち。 そんな4人が作り上げるツアーは、とても暖かく心地よいものだった。感謝。

大量の荷物を背負う男達
川もあっという間に渡っちゃう
テントも張ってくれます

水分補給も豪快に!
時には休息も
料理も超一流!!

仮設トイレも運んでます
僕らのザック 軽く投げちゃってる
そんな男達と記念ショット!


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