●アマゾンジャングル2泊3日ツアー
マナウスのAMAZON ANTONIO JUNGLE TOURS(YH内の事務所)で手配したツアーは以下の通り。
・ネグロ川支流のロッジを拠点に、ジャングルを満喫。
→ジャングルウォーク、ピラニア釣り、スワンプ探検、ナイトジャングル(ワニ探し)、ピンクイルカ探し
・ジャングルまでの送迎、バイリンガルガイド、食事全部、ジャングル泊とロッジ泊、R390( 約21600円 )
参加メンバーは、全部で5人(ポーランド人3人、自分達)。
●ジャングルで暮らす
ジャングルというと「危険な動植物」「深い密林」「厳しい自然環境」などを想像する。
僕らが体験したジャングルはこんな感じだった。
まずは装備。普通は危険な動植物から身を守る為に長袖長ズボンと思いきや、ガイドさんは上半身裸でサンダル。
えっ?大丈夫?しかし、深い密林を長さ70センチくらいのナタを片手に草木を掻き分けながらガシガシ進んでいく。
僕らとは大分育ちが違うようである。
途中、ガイドさん立ち止まる。ピューマの足跡がある。その直後、鳴き声が・・一同、全神経を集中。
警戒心が強いピューマは姿を見せることなく去っていった。
そして歩く事2時間、今日の夜営地に到着。・・なんだここは?焚き火の跡と雨を辛うじて凌げる程度の屋根。ザッツイット!
ここで寝るの〜っと思うまもなく、ガイドさんは太い木にハンモックをつるす(屋根なし・・蚊帳なし・・)。
そして、みんなを呼び寄せる。
まずはマキを作ると言う。近くの死んでいる木をナタを使って切り倒す。華麗なナタさばきに一同拍手。
こんどは自分達の番ということでやってみる。難しい。でも楽しい。
そうこうしている間にガイドさん今度は夕飯の支度。
串、ハシ、スプーン、フォーク、皿など、すべてここにある木や葉っぱから作っちゃう。ガイドさんアンビリーバブルである!
そして用意された炭火焼チキン、野菜ご飯も美味、美味のよだれもの。
話によると、ガイドさん特に何もなくてもジャングルで生活できるという。今までの行動から納得できた。
そして就寝。疲れきった僕らはただハンモックに横になる。ガイドさんから人間の強さを学んだ1日だった。
夜中、星空と月明かりの下、猿が飛びまわっているのがかすかに見えた。
今日の宿!近代的な物は何もない・・
まずは、ナタを使ってマキを作る
夜のジャングルは危険 (毒は無い)
夕飯を作るガイドさん
炭火焼チキンとポテトご飯 グット!
朝食もちゃっちゃと作る
●夕日を見ながらのピラニア釣り
人生初のピラニア釣り。ボートを漕いでポイントまで行く。
渡されたのは針と重りが付いた釣り糸と生肉の切れ端。餌をつけて川に投げ込む。
するとガイドさん、10秒もしない間にピラニアゲット!!早業である。
ピラニアの首をパキッと折り(死亡)、針を外し再び川の中へ糸を投げ込む(餌は残っている)。
また、10秒もしない間にピラニアゲット!彼は釣りの名人でもあるようだ。
僕らはというと餌をつけて川に投げ込むところまでは同じ。でも、引きのタイミングがまだ素人。
ちょっと油断すると肉だけ取られてやり直しである。でも、徐々にコツをつかんだか、
ようやく一匹ゲット。調子に乗り、ツアー参加者全員VSガイドさんで釣った数対決!
善戦したものの、あえなく撃沈・・・。彼はすごい。
夕日を見ながらの初ピラニア釣りは結構楽しかった。
ガイドさんは釣りも超一流
ジャングルに沈む太陽は幻想的
釣ったピラニアはその日のうちに!
●スワンプをボートで行く
スワンプとは?川と陸地の間にできる不思議な空間。そこは水の上にも下にも森がある陸地でもなく川でもない空間。
川の中から大量の木が生え、そこに森を作っている。水面にはその木々が鏡のように写りとても神秘的。
雨季と乾季で水面の高さが大きく変わるアマゾンだからこそ、このスワンプはできる。
そこを手漕ぎボートで進んでいく。初めは下から何か襲ってきそうでとても恐く不安を感じた。しかし、その中を
進むと隙間から刺す日差しと鳥の鳴き声、なんだかとても心地よい場所だった。
自分の中で思い描いていたアマゾンがそこにあった。
電話ボックスの木
スワンプの中
意外にかわいい?子ワニちゃん
●快適なロッジ生活
ぼくらの泊まったジャングルロッジ。結構新しく設備もそろっている。
トイレ・シャワーは、24時間使用可能でシンクやトイレットペーパーもある。
ジャングルの奥地で、蛇口をひねって水が出てくるのにはびっくりである。
寝るのは個室またはハンモック。ぼくらは、自然を満喫する為にハンモックを選んだ。
ご飯は、食べ放題で種類も意外に多く満足だった。
そして、ロッジにある5重の塔からの眺めは最高!ジャングル満喫しました。
じゃぁ〜ん!5重の塔!!
トイレ・シャワーも清潔
快適なハンモック
味もしかっりしていて美味しかった
ロッジ裏のジャングルで水分補給!
ロッジから見た夕焼け