●世界遺産ブウィンディ原生国立公園 ゴリラトレッキングパーミッションの取得
ゴリラトレッキングは参加するのが難しいアクティビティと言われている。
例えばブウィンディ原生NPだと、ゴリラトレッキングのポイントは3箇所あるが、人数制限があり1日8人。つまり1日24人しか
参加できない。この激戦アクティビティ、2年前から予約を受け付けているから、思いつきで参加できるような代物ではない。
駄目元でカンパラにあるUWA事務所に向かうと、幸運にも1週間後のツアーにキャンセルがあった。
NP入場料+トレッキングガイド代が含まれたパーミションのお値段、1人US$500。はっきり言って超超高額です!!
UWA( Uganda Wildlife Authority )
ここでパーミッションを取得
僕らがトレッキングした場所
●ゴリラトレッキングの注意事項
・ゴリラは人間と遺伝子が似ているので、病気の人間はツアーに参加してはならない(病気リタイヤの返金75%)
・野生ゴリラなので会えない場合もある(会えなかった場合50%返金、ちなみに会える確立90%)
・ゴリラとの距離は最低7Mとること、もしゴリラが近づいてきたら目を合わせず、じっとしていること
・ゴリラと接触できるのは、最大1時間(それ以上だと、ゴリラがストレスに感じる)
・カメラの予備電池を必ずいつもより多めに準備すること(我が家からの特別アドバイス)
●ゴリラとの遭遇に大興奮
ゴリラ先見隊3名が先に森に入り、ゴリラを見つけ次第、無線で知らせてくれる。それを追いかけるだけなんだけど、
登山道なんてない山をガシガシ歩くから、結構疲れる。とにかく足元が柔らかい土だったり、踏み倒された草木だったりで、
滑りやすく、みんな尻餅つきながら必死に追いつこうと歩いていく。
前後に銃を構えた警備の人+ガイド+8人の観光客が、ゴリラを探すこと1時間、第一マウンテンゴリラ発見!!
これはなかなか良いコースタイムだ。ひどい場合はゴリラに会うために往復で10時間歩くらしいから。
木登りしている小ゴリラを頭上に、更に下りていくと、ボスゴリラ(シルバーバック)×2、(子供+母親)×2の群れに出会うことができた。
最短距離7Mを保ち、感嘆の声を抑えつつ、みんなカメラを構えて嬉々としている。
突然ボスゴリラが立ち上がり、こちらに近寄ってくる、その距離3M以内。みんな固まる。実は別の動物が近づいていて、
それを威嚇していたのだった。ボスゴリラが立ち上がったので、他のゴリラも一斉にこちらに移動してきた。
中でも好奇心旺盛な母親ゴリラは、こちらにドンドン近づいてくる、その距離2M以内、しかも写真用にポーズをとってくれる。
トレッキングで出会うマウンテンゴリラは、2年かけて専門家たちが人間慣らしした群れである。そういう意味では完全な
野生ゴリラではないかもしれない。人間と信頼関係を築いたゴリラ達は、人間が近づいても本当に逃げない。
とにかく至近距離で、ぬいぐるみよりかわいいマウンテンゴリラを見れて、大満足のトレッキングだった。
道なき道をひた歩く
木の上、第一マウンテンゴリラ発見
ここにもゴリラ発見!ガイドさんか・・・
シルバーバック ボスです
おかーちゃんゴリラです
私、移動するよ〜 じゃぁ〜ね
お母さんについてきなさい うんっ
お母さんとチビはどこ行くの?
さぁ〜〜??? ・・・・
本日の点呼とります!!
うほぉっ!うほぉっ!うほぉっ!
ゴリラガイドさんの説明 うほぉっ!
●ルヒージャ村でのラグジュアリー生活
カバレから日帰り参加も可能だけど、トレッキング終了が最長19:00までなので、私たちは国立公園内で宿泊した。
ルヒージャ村は数軒ロッジやホテルがある寒村。UWAに紹介してもらった宿は、ラグジュアリーテントだった。
マウンテンゴリラが住む森を眼下に眺めながら、テント内のベッドに寝転がり、ぼーと日向ぼっこ。
シャイな宿スタッフと美味しい食事、大パノラマで見るアフリカの日の入と稲光。
ルヒージャ村でのくつろぎがあったから、よりゴリラトレッキングが思い出深いものになったと思う。
山の斜面に広がる村々
ラグジュアリーテントだ!!
ベット2つに窓もあるぞ 広い!
ナッツのソースがたまらない
沈む夕日もとても綺麗です
親切なスタッフと明るい運転手