メンフィスとその墓地遺跡−ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯
  Memphis and its Necropolis − the Pyramid Fields from Giza to Dahshur
1979年、文化遺産


概要:
世界一有名な謎の建造物ピラミッド
ピラミッドの出現は前2700年頃、メンフィス近郊のサッカーラに築いたものが最初とされ、階段状をしているのが特徴である。 その後、四角錘の真正ピラミッドへと発展していくが、メイドムのように外壁が崩れていたり、 上部のみ屈折したダハシュールなど、技術面に問題があった。 前2500年頃、記念碑的ピラミッドがギザに建造された。第4王朝2代目のクフ王の墓とする考えが定説となってきたが、 ピラミッドの中からはミイラや副葬品が出土しておらず、王墓説に対する疑問もある。しかし、王墓説を否定する決定的証拠も無い為 真実は謎のままである。建設方法についても、いまだ解明されていない点が多い。
アクセス:
カイロ市内からローカルバスを利用して行く方法:
タフリール東市内バス乗り場とタフリール西市内バス乗り場の間の道からエアコン付きバス357番また355番に乗車、2L.E.。 渋滞の程度にもよるが45分ほどでクフ王側の入り口から坂を少し下ったMenaHouseOberoi ( 高級ホテル? )前に到着。 帰りも同じ場所からバスに乗車。内部は半日から1日あれば十分周れる。
 ギザピラミッド地域 : 60L.E.( 学割 30L.E. )
 クフ王ピラミッド内部 : 100L.E.( 学割 50L.E. ) ※午前8時と午後1時に限定250人のチケットを売り出す
 カフラー王ピラミッド内部 : 30L.E.( 学割 15L.E. )
 メンカウラー王ピラミッド内部 : 25L.E.( 学割 15L.E. )
コメント:
小さい頃から何度もテレビで見たからなのか、感動は少なく日差しの強さに少しげんなり。 でもピラミッドの日陰で涼んでいると、これが紀元前に作られたものとは思えず 一つ一つの岩の大きさに圧倒された。 尚、ピラミッドの内部は思ったより狭く、階段の登り降りに疲れた。内部カメラ持ち込み不可。
訪問日:
2010年02月20日 (現地は春)


inserted by FC2 system