アイット-ベン-ハドゥの集落
  Ksar of Ait-Ben-Haddou
1987年、文化遺産


概要:
ベルベル人が築いた要塞の村
ワルザザートの西33Km、アイト・ベン・ハッドゥ村は日干し煉瓦造りの古いクサルの1つである。 アトラス山脈を越えたモロッコの南半分は、いわゆるアラブ・イスラム世界とは別の世界が広がる。 ベルベル人は数百年前から小川のほとりに丘の斜面を利用して集落を作り住んでいた。 そこは高い城壁で囲まれ、路地は入り組んでいて、侵入者を撃退する為の窓に見せかけた銃眼ありと 堅固な要塞になっている。
アクセス:
ワルザザートから2本のグランタクシーを乗り継いで行くか、タクシーを半日チャータする。
・ワルザザード[民営バスターミナルの横のグランタクシー乗り場]→タブロハッド(所要30分、要料金交渉=DH20)
・タブロハッド→アイトベンハッドゥ[幹線道路沿い、遺跡まで徒歩10分](所要20分、要料金交渉=DH10)
※タブロハッドで下車すると、アイトベンハッドゥ行きが待っているのが、あまり本数は多くない。
※復路アイトベンハッドゥ→タブロハッド行きのグランタクシーが満席の場合が多い。 その場合、帰る方向とは逆のグランタクシーをつかまえて、終点まで10分ぐらい乗りUターンする方が良い。( 同料金で交渉成立 )
2時間ほどで十分見て周れる( 入場料なし )。
コメント:
遺跡へは川を渡っていく。子供達が手を差し伸べてくるが、それはチップがほしいから。 正面に門のような入り口があるがそこを通る場合はお金を要求されるかも。 一般的にツアーの人たちは遺跡の右側から回りこむようにして入って行く。
訪問日:
2009年12月01日( 現地は秋 )


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