カルタゴ遺跡   Site of Carthage |
1979年、文化遺産 |
概要:
地中海に覇を唱えた貿易大国の面影。 紀元前9〜3世紀、地中海最大の貿易国家として繁栄を誇ったカルタゴ。 紀元前3世紀、ローマ帝国と戦争を繰り返し、前146年に敗北。 カルタゴは徹底的に破壊され、再建されないように塩がまかれたという。 100年後、ローマのアウグストゥス帝により再建され、ローマ遺跡が数多く残る。 アクセス:
チュニスから電車(TGM)で30分。
3〜4駅の広範囲に遺跡は点在しているが、カルタージュ・ハンニバル駅が中心にあり、
そこから徒歩で半日で見て周れる。
私たちは、ビュルサの丘、カルタゴ博物館、トフェ(タニト神の聖域)、アントニヌスの共同浴場、
ローマ劇場、ローマ人の住居、古代カルタゴの港を訪問。
入場料は、学割で無料。
コメント:
遺跡のほとんどは遺構が残るのみ。出土品の彫刻、モザイク画は一部カルタゴ博物館、
大半はチュニスのバルドー博物館に展示されている。
できれば出土品を見て、想像力を豊かにしてから遺構を見たほうが良いと思う。
アントニヌスの共同浴場は、大統領官邸と隣接しているので、通行できない一般道があるので要注意。
訪問日:
2009年12月26日 ( 現地は冬 ) | ||