ケルクアンの古代カルタゴの町とその墓地遺跡   Punic Town of Kerkuane and its Necropolis |
1985年、文化遺産 |
概要:
フェニキア人の生活を今に伝える。 フェニキア人が築いたカルタゴの諸都市は、ローマ軍侵攻によって徹底的に破壊された。 1957年に発見されたこの遺跡は、紀元前6世紀の建造で、共同墓地・タニト女神のモザイク画など、 当時のカルタゴの純粋な様式を伝える貴重な遺跡である。 アクセス:
チュニスからルアージュ(乗合バン)でケリビアKelibiaまで2時間(TD5.85)。
そこからタクシーで20分ほどのケルクアン遺跡まで、片道2人でTD6(420円)。
入場料は、学割で無料。
コメント:
遺跡は、非常に整備された石組みが残っているだけ。
モザイク画としてタニト神のシンボルが残されているのが、最大の見所。
併設の博物館、盗難が相次ぎ展示品が減っているそうだ。
盗掘が多く、価値あるものは海外に流出してしまったらしい。
にしても、博物館の展示品までが盗難されるとは・・・。
訪問日:
2009年12月30日 ( 現地は冬 ) | ||