デルフィの古代遺跡
  Archaeological Site of Delphi
1987年、文化遺産


概要:
太陽神アポロンが神託(神のお告げ)していた聖地
遺跡はアテネから北西へ178Km、標高2457mの霊峰パルナッソスの南麓に位置する。 アポロン神殿は、紀元前7世紀頃に創建された。長さ60m、幅23mの神殿には、かつて38本の柱が並んでいた。 また、地下の聖堂には、この地が世界の中心点である証としてオロンパス(大地のへその意)と言われる大理石が置かれていた。 当時、世界は平らな円盤であると信じられていた。神殿の北の斜面には前4世紀に作られた円形劇場や競技場が残っていて、 4年毎に演劇、奏楽、運動競技などの大会が行われていた。
アクセス:
デルフィの町から東へ徒歩で10分ほど坂を下ったところに博物館。 そこからさらに少し歩くとチケット売り場とアポロン聖域への入り口がある。 2〜3時間ほどで周る事ができる。
共通券( 博物館と遺跡 ): 9EURO ( 学割 5EURO )
コメント:
博物館はそれほど大きくないが、「ナクソスの柱の上に乗っていたスフィンクス像」や「へその石」など見所は少なくない。 ただ、アポロン神殿の破風などは損傷が激しい。少し勉強してから訪れたほうが良い。
訪問日:
2010年03月01日 ( 現地は冬 )


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