クスコ市街
  City of Cuzco
1983年、文化遺産


概要:
インカ帝国の首都の上に築かれた植民都市。
クスコは、リマの南東約570q、標高3400mの高地に位置し、スペイン統治以前にインカ帝国の首都が築かれていた地である。 太陽を崇拝したインカ人は、首都を世界の中心になぞらえ、神殿や宮殿を太陽を象徴する黄金で華やかに彩った。 クスコとはインカの言葉で「へそ」を意味する。その後、スペイン人の征服により金銀財宝は略奪され神殿などは破壊された。 そして、神殿や宮殿があった地にはキリスト教建築の修道院などが建てられた。 太陽の神殿「コリカンチャ」跡に築いたサント・ドミンゴ修道院聖堂は有名である。 広場から延びロレト通りには、インカ時代の優れた建築技術によって隙間無く積まれた石組みの壁が今も残っている。
アクセス:
アルマス広場を中心に徒歩で観光できる。
代表的な教会や石組みだけであれば1日で十分だが、すべての博物館や教会を見るとなると
さらに何日か必要かと。
サント・ドミンゴ修道院聖堂:入場料S/.10(学生はS/.5)
コメント:
アルマス広場は中心に噴水があり、それを取り囲むように芝が敷き詰められ、ベンチも多く開放的で 観光客も多く明るい雰囲気だ。さらに周りを取り囲むカセドラルや教会がお互いを尊重しあって良い感じ。 観光ポリスがありとあらゆる場所にいて安全面に気を配るなど、ペルー1番の観光地だと思う。
宗教美術博物館の周りを取り囲む石組み、そのなかでもあまり知られていないピューマの形をした石組み。 ひとつの岩ではなく幾つかの岩の組み合わせでピューマに見える。 博物館の裏側のお土産屋が並ぶ通りの石組みの中にある。 おそらく、その辺に立っている少年が説明してくれるので探してみよう。 かなり大きなピューマがみれるよぉ!
訪問日:
2009年05月22日


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