ナスカとフマナ平原の地上絵
  Lines and Geoglyphs of Nasca and Pampas de Jumana
1994年、文化遺産


概要:
謎の巨大芸術作品群。
リマの南約400q、ナスカとフマナの乾燥した平原に描かれた巨大な絵画群。 ハチドリ、サル、イヌ、コンドル、クモなどの具象的な絵がおよそ70、直線や渦巻きなど 幾何学模様が700以上確認されている。大きさは約10mから300m、範囲は400Kuにも及ぶ。 これらの絵は、地表をおおう暗赤色の石や砂を幅約20p、深さ約10pに取り除き細い溝をつくり、 その下にある白い土の層を露出させるという方法で描かれている。 何の目的でどのように描かれたのか、その謎は今もまだわかっていない。
アクセス:
ナスカの地上へを見る方法は二つ。 セスナで上空から地上へを見る。もう一つは、マリア・ライヘ女史が建造した観測やぐら「ミラドール」から見る。 セスナの場合は代表的な地上絵を見ることが出来るが、ミラドールから見ることが出来るのは木と手のみ。
コメント:
自分達はセスナとミラドールの両方を体験。
セスナは朝一か夕方がお勧め。昼間は地上絵が霞んでしまう事が多いらしい。 セスナは、AeroCondor社をチョイス。30分くらいのフライトでUS$50と空港使用税S/.20。 操縦士を含めて6人乗りの小型セスナに乗った。 なんと操縦士、片言の日本語を話す。絵の近くになると日本であそに何があるよって言ってくれる。 日本人旅行者が多いんだろうねぇ。 それでも絵を探して写真を撮るのって意外に難しい。 しかも半アクロバット飛行なので酔っちゃう人もいると思う。 個人的には大満足のフライトでした。
ミラドールは午後の一番暑い時間帯をさけ15時半くらいに行った。 ナスカの町からミラドールまではバスでS/.2。イカ行きのバスに乗り途中下車する。 観測やぐらは入場料S/.1。3階建ての建物くらいの高さ。 やぐらではフライトでゆっくりと見ることが出来なかった地上絵を何時間でも見る事ができる。 それを生かして溝の作りや色などじっくり観察しよう。 帰りは、ナスカ行きのバスをヒッチハイク。荒野の真ん中でひたすら待つしかない。 僕らは10分くらい待ったら乗ることができた。
訪問日:
2009年06月08日


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