リマ歴史地区
  Historic Centre of Lima
1988年、文化遺産


概要:
植民地時代の栄華を伝える建築群。
この町は、1535年に内陸の高地クスコよりも交易などの利便性に優れた、太平洋岸にほど近いリマック川下流の南岸に築いた 港湾都市を起源とする。「諸王の都」と呼ばれ、19世紀にペルーが独立するまで、南アメリカ全土におけるスペイン植民地最大の拠点であった。 17世紀に入って創建されたサン・フランシスコ修道院の中庭の回廊は、セビーリャで焼かれた色鮮やかなタイルで飾られている。 図書館には書物が約2万冊以上収蔵され、「カタコンベ」と称される地下墓地には、約7万体もの遺骨が葬られている。
アクセス:
見所はアルマス広場、カテドラル、サンフランシスコ教会と修道院、サンマルティン広場。
上記のみならば、徒歩半日くらいで観光できる。
サンフランシスコ修道院見学&ガイド料:S/.5(学割:S/.2.5)※ガイドは英語/スペイン語
コメント:
お勧めは、サンフランシスコ修道院。
ガイドに連れられて修道院の中へ。そこに現れたのはムーア風の天井。思わずオォ〜!と言ってしまうほど見事。 奇怪な幾何学模様がなんだか不思議。また、図書館や教会2Fのパイプオルガンがある集会場所?歌う場所?も興味深い。 そして、地下墓地「カタコンベ」。少しかび臭く身元不明の大量の人骨が骨の種類ごとに保管されている。 これだけの人骨を実際に見たのは初めて。現在、ここで暮らしている修道士も無くなったらここに入るとのこと。 館内は撮影禁止。 尚、修道院も教会も概観は鳩の糞まみれだったので少し残念。
訪問日:
2009年06月10日


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