カディーシャ渓谷と神のスギの森
  Ouadi Qadisha (the Holy Valley) and the Forest of the Cedars of God (Horsh Arz el-Rab)
1998年、文化遺産


概要:
古代から珍重されたレバノン杉の産地。
レバノン杉は、マツ科ヒマラヤスギ属のレバノン特産の樹木である。 かつてレバノン山脈一体をおおっていたレバノン杉は、現在1200本ほどしか残っていない。 耐久性に優れたレバノン杉は、エジプトの神殿、イランのペルセポリス、フェニキア人やアレクサンドロス大王の 造船に用いられ、乱伐されてしまった。
アクセス:
トリポリからセルビス、タクシーを乗り継いで1時間半。
・トリポリ[観光案内所前]→ブシャーレ[村の中心](所要1時間、4000LP、セルビス待ち時間10分)
・ブシャーレ[村の中心]→レバノン杉保護区[入口前](タクシー所要20分、往路1人4000LP+復路1台10000LP)
地元民とタクシーを相乗りしたので割安になっている。(1時間待機を含めてこの値段)
レバノン杉保護区は2〜3時間あれば十分見て周れる。 入場料は寄付制
コメント:
レバノン杉保護区は、遊歩道が整備されていて森林浴が楽しめる。 残雪が残すカディーシャ渓谷を遠景に、ひさしぶりの緑に心が癒された。 "中東のスイス"と言われる理由が分かるような気がする。
訪問日:
2010年04月16日 ( 現地は春 )


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