ビブロス
  Byblos
1984年、文化遺産


概要:
バイブル(聖書)の語源となったフェニキアの古都、ビブロス。
地中海に面し、さまざまな時代の遺跡が残っている。約7000年前の住居跡、フェニキア時代のオベリスク神殿、 ローマ帝国時代の列柱や劇場、十字軍時代の聖堂などが見られる。 なかでもアラム王の石棺に刻まれたフェニキア文字は有名。 22字の子音からなるフェニキア文字は、アルファベット誕生の元になったとされる。 また、ギリシアでは紙の事を「ビブロス」とよび、これが後に転訛して「バイブル」の言葉が生まれたという。
アクセス:
トリポリからミニバスで40分。
・トリポリ[観光案内所近く]→ビブロス[幹線道路脇](所要40分、3000LP、Connexion社)
・ビブロス[幹線道路脇]→トリポリ[観光案内所脇](所要40分、2000LP、セルビス)
トリポリ⇔ベイルートを結ぶバスを利用するが、ミニバス、セルビスと便数多数あり。
行きは、座席指定のミニバス利用。帰りはセルビス利用。
ビブロスでは幹線道路脇に降ろされる。そこから海側に徒歩10分で遺跡に到着。
遺跡は1〜2時間あれば十分見て周れる。 入場料は、6000LP(学割は1500LP)
コメント:
8000年分の遺構が一箇所に積み重なって残っているというのはすごいことだと思うが、 正直どの時代の石なのか分からない。遺構と石が転がっているだけで、あまり見所がない。 レバノン観光の目玉らしいが・・・思ったより地味な遺跡だった。
訪問日:
2010年04月17日 ( 現地は春 )


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