ナミビアの世界体験

コラム095 ナミビア全土 呪われたナミビアレンタカー10日間の旅 〜生活編〜
コラム096 ナミビア南部 呪われたナミビアレンタカー10日間の旅 〜観光編T〜
コラム097 ナミビア北部 呪われたナミビアレンタカー10日間の旅 〜観光編U〜

コラム095 ナミビア全土 呪われたナミビアレンタカー10日間の旅 〜生活編〜
2010年09月13日

●スケジュール

ナミビアは、砂漠・少数民族・サファリと見所が全土に点在しているにも関わらず、公共交通手段が乏しい。 ツアーかレンタカーで周るのが一般的で、2人以上だとレンタカーの方が割安になるので、 10日間レンタカーしてみました。
★スケジュール★
01日目 Windhoek → Sossusvlei [ 571km走行 ]  移動、タイヤパンク
02日目 Sossusvlei →Soitaire [ 208.9km走行 ]  朝日@砂漠、砂漠遊び
03日目 Soitaire → Swakopmund [ 289.3km走行 ]  移動、フラミンゴ@WalvisBay
04日目 Swakopmund → HentiesBay [ 318.6km走行 ]  ヴェルヴィッチア、ケープクロス
05日目 HentiesBay → Khorixas [ 368.2km走行 ]  世界遺産トゥェイフェルフォンテン
06日目 Khorixas → Opuwo [ 376.7km走行 ]  移動、タイヤパンク
07日目 Opuwo → Outjo [ 432.2km走行 ]  ヒンバ族村、移動
08日目 Outjo → Halali [ 242.1km走行 ]  ゲームサファリ
09日目 Halali → out of Etosha N.P.  ゲームサファリ
10日目 out of Etosha N.P. → Windhoek [ 427.4km走行 ]  移動

●国際免許証の必要性

海外でレンタカーをする場合、基本的には国際運転免許証が必要となる。アメリカやオセアニア、ヨーロッパなどの 先進国は必須だが、その他の国では結構不要だったりする。日本でしか発行できない国際運転免許証は有効期限が1年と 長期旅行者には厳しい話。ナミビアでは英語表記のオリジナル免許証もしくは国際免許証というのが原則だが、 数社のレンタカー会社に問い合わせしたところ、"日本語表記のオリジナル免許証"でOkと言われた。 ただナミビア国内は大都市周辺に検問があり、警察官による免許証チェックがあるので、国際免許証は必要だと思う。 (私たちは、期限切れの国際免許証+オリジナル免許証で乗り切りました)

●呪われたレンタカー

 世界的チェーンのBudgetで2WD車をレンタル。何かトラブルがあった場合支払いゼロとなるように最大の保険に加入。 「タイヤ&窓ガラス特約」があったのでそれにも加入。 ナミビア道路地図をざっと見渡すと舗装道路が3割程度しかない。舗装道路は制限時速120KM、未舗装道路は80KM。 未舗装道路は整備レベルによって走りやすさがかなり違うが、全体を通してガタガタ道が多くて嫌になる。
 さて私たちのレンタルした呪われた車は、初日のダートロードで左後輪のタイヤがパンク。数日後、購入したばかりの 左後輪のタイヤが再度パンク。その間に左右後輪のホイールカバーと前方のナンバープレートが落下してなくなった。 一体なんなんだ??制限速度以下で走行しているのに、何故こんなにいろんな物が落ちるの? っていうか、ナンバープレートなんてありえないんだけど、実際両面テープみたいなもので接着してあるだけだったので、 確かに落下の可能性はある。 とにかくタイヤ購入が大変だった。隣町まで100KM以上離れているし、小さな町じゃ2WD用の小さいタイヤは常備していなかったり、 レンタカー会社が準備したスペアタイヤは制限時速40KMまでの小さな補助タイヤだったり・・・で、とにかくヘトヘト。 隣を爆走する4WDを見て、予算の問題がなければ是非4WDにすべきと思った。
 ちなみに、タイヤは保険でカバーされたが、ホイールカバーは保険対象外で自責となった。(泣) ナンバプレートはもめた結果レンタカー会社持ちとなったが、本来は自責らしい。ホイールカバーもナンバプレートも特約はないので、 傷つけたり、無くしたら自責が基本。ホイールカバーは最初から外しておくのがお勧め。 ナンバープレートは、Engenというガソリンスタンドで1000円程度で購入可能。日本みたいな役所手続きはなく、自分で取り付ける。

ナミビアは未舗装道路が多い
タイヤはパンクでぼろぼろ
新しいタイヤに交換する

ホイールカバーも無くなり・・・
ナンバープレートも無くなる・・・
メジャーロード(舗装道路)

●キャンプサイトの様子

どこにでもキャンプサイト兼ロッジがある。たいていプール、レストラン、ガソリンスタンド、ミニスーパーがあるロッジは 1泊1人5000円〜とかなり高い。併設しているキャンプサイトは、1泊1人1000円前後とかなり安くなる。 キャンプサイトは、照明・コンセント・BBQスペース・水道がサイト毎にあり、トイレ・シャワーが共同というのが多い。 というわけで、キャンプサイトに泊まるには、テント・寝袋、調理器具一式が必要。 ザンビアで購入した2人用5000円のテントが大活躍。日中は灼熱の太陽が照りつけるが、朝晩は肌寒いぐらい涼しい ナミビアでのテント生活は意外に快適。ただ、西海岸沿いやエトーシャ国立公園は気温5℃以下まで下がるので、防寒対策必須。 それから携帯ガスコンロ+クーラーボックスをレンタルしたが、これが大正解。即席麺を作るのにキャンプファイヤーするわけにも いかないし、昼間ドライブ中は冷たい飲み物がかなり嬉しい。なんせ、町間移動が2時間以上ってのは当たり前だから。 9月中旬だったので、NWR管理のキャンプサイト(ナミブ砂漠NP、エトーシャNP内)以外はガラガラで、貸切ってこともあった。

砂漠のキャンプサイトは地面が砂
ライトと電源が確保できる
テント内はマットと寝袋

都会のキャンプサイト
個別トイレ・シャワー付きのサイト
思ったより快適なキャンプサイト

プールはだいだいある(寒いけど)
水道もちゃんとある
国立公園内の高級ロッジ


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