●世界遺産 チトワン国立公園
ネパール南部のタライ平原の一部で、ジャングルや草原が広がる公園内では、絶滅寸前のインドサイ、
ベンガルトラをはじめ40種を越える哺乳類が観測。また野鳥の楽園としても知られている。
先住民タルー族が独自の生活様式で暮らしている。
●ツアー内容
カトマンズにあるアティティツアーで申し込み。ツアー内容は以下の通りで、US$95。
カトマンズ→チトワンのバス、チトワン→ポカラのバス、宿代、全部の食事、英語ガイド、
アクティビティ(タルー族の踊り、象トレッキング、川下り、トレッキング、象保護施設など)含む。
●ツアー1日目
7:00過ぎにカトマンズを出発、他のツアー客との乗り合いバス。かなりのガタガタ道を走り、13:30チトワンに到着。
チットラサーリでバスが止まり、そこには客引きが大挙して押し寄せる。私たちは、迎えの車に乗り込んだが、
バス移動だけしてきた旅人2人を、客引きが20人以上が囲んでいた。
ツアーメンバーは、フラン人夫婦、韓国女子2人の6人。韓ドラマファンの私たちは、韓国人と旅ができるのは
嬉しい、しかも彼女たちは、日本ドラマのファンで、乗りが良く、ツアーの間、どれだけ爆笑したことか・・・。
昼食後、3日間の予定を説明される。結構のんびりとしたスケジュールで、今日も昼休憩が3時間ぐらいある。
予定:
16:00 タルー族の村訪問、ラプティ川で日の入鑑賞
19:30 夕食後、タルー族文化センターで伝統舞踊鑑賞
宿のあるソウラハは町なので、野生動物が間近にみれる・・・ということはない。公園内の高級ロッジだと、
宿からベンガルトラが見れるらしい。
今日のアクティビティで楽しかったのは、タルー族の棒ダンス。村の若者男子10名ほどが、2本の棒を片手に、
激しく踊る、音楽や歌がすごいわけではないのに、彼らの若いエネルギーがぶつけられる踊りは、迫力があった。
踊り手が全力で楽しそうに踊っている民族舞踏は、見ているこちらもパワーをもらい、興奮してくる。
チトワン行きツーリストバス
ツアーの昼食
タルー族のガイドさん
チトワン国立公園入口
象保護施設
ラプティ川の日の入
ラプティ川の日の入
停電の中、夕食
タルー族男子による棒ダンス
●2日目
予定:
8:30 象乗り
11:00 有料で象洗いに参加可能
14:30 川下り、トレッキングして、ウォッチングタワーから動物観察
今日のアクティビティは、象乗り。象の背中につけられた四角枠の中に、韓国人・日本人4人で乗る。
調教師もいるので、象は大人5人を乗せて、のしのし森に入っていく。象は道なき道をガシガシ歩く。
のんびり象の背中から森を見渡す・・・優雅な象乗りをイメージしていたが、実際は目の前に現れる木々を
押し避けないといけないので、カメラ撮影すら厳しい状況。手足が木にひっかかって痛いんだけど、
アジア4人は、妙にハイテンションで、ロールプレイングゲームをしているように、避けたりして、笑いが止まらない。
インドサイと孔雀は見れたけど、ベンガルトラは見れなかった。
その後、ラプティ川の象洗い場所へ行く。象の背中に乗って川をジャブジャブ入る。そうすると象は水の中に
沈んだり、真横にベターと寝たりするので、上に乗っている人間は、川の中に放り出される。
こんな遊びを繰り返した後、タワシで象を洗ってあげる・・・というのが象洗い。私たちは見てるだけ・・・だった。
午後のアクティビティ、川下り。少しでもどちらかに体重が片寄れば転覆しそうな船。パソコンが鞄に入っていたので、
かなり冷や冷や。誰かが「ワニがいる」と言って全員が同じ方向を見ると、船がグラグラ揺れる・・・本当に。
その後、象保護センターへ行く。小象がたくさん居て、好奇心が旺盛なので、こちらに近づいてくる。
象って頭がいい動物みたいで、乾草に包まれた餌をそのまま食べない。中にある穀類だけを鼻で機用に
取り出して、ムシャムシャ幸せそうな顔をして食べてる。乾草でがっちり固められている場合は、石にぶつけたりする。
野生動物がたくさん見れたわけじゃないけど、のんびりとしたチトワンで、韓国人の友達ができて、とても良いツアーだった。