ボリビアの世界体験

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コラム051 サンタクルス ここは日本の田舎町、毎日お母さん手作り弁当とアンパン

コラム051 サンタクルス ここは日本の田舎町、毎日お母さん手作り弁当とアンパン
2009年5月4日

●日系移民の多いサンタクルス

サンタクルスから行ける世界遺産が3つあったので、デング熱流行地域だったが、この町に来た。 (デング熱、サンタクルス近郊のジャングルは危ないみたいだけど、町は問題なし。) 第二次大戦後のゴム景気にあおられ、日本人が移民し、コロニア・オキナワやコロニア・サンフアンなどの居住区がある。

サンタクルスの町並み
ロス・ポソス市場はでかい
最上階フードコートで中華食べた

●けんの店、スーパーOKINAWA、三浦商店

ロス・ポソス市場近くには、商店・文具店・美容院・病院・旅行会社と日本語の看板を掲げた店が多く、もちろん日本語が通じる。 日本食「けんの店」へ行く。ラパスにも支店があり、長期旅行者には有名な店。 カツ丼とラーメン+半炒飯セットを食べる。おぉ〜日本の味だ、美味しい。その後、東京文具店で地図を買う。 更に、スーパーOKINAWAでアンパンを買う。ここは・・・日本だ、ちょっと昔の。 後日、三浦商店の前でお弁当を売る日本女性に会う。ボリビア人と結婚して移り住んで4年。 味噌ダレが入ったおにぎり、焼きそば、太巻き・・・など、それはもう懐かしいお弁当。1つ100円(安い)。 夫が下痢で体調を崩したので、どれだけこのお弁当に助けられたことか。

日本食レストラン ケン 大人気
久しぶりのカツ丼 うまかったぁ
ラーメンとても懐かしい味

スーパー沖縄の店内
沖縄そば食べました
表から見たスーパー沖縄

三浦商店 日本の物が色々あるよ
おばちゃんのお手製弁当
定番のおにぎりは心が和む

●木村医院

 夫の下痢が1週間続いている。病院に行かなくても・・・というレベルだったけど、日本人医師の診察が受けれるので早めの対処。 ドアを開けると、「どうしたの?」と日本語で話しかけられる。院長夫妻は、定年後ボリビアに移住した日本人。 問診も診察も全て日本語だから、めちゃくちゃスムーズ。診断結果は、ウィルス性胃腸炎。 誰でもわかる医学辞典みたいな本を片手に、「このままほっておくと、大病につながるんだよ・・・・」 「日本のお医者さんは、すぐ薬で症状をとめるけど、それは悪化させているんだよ」などと話をしてくれる。
 簡単にいうと、症状を一旦和らげる薬による治療には問題点が多く、これからの新しい医療は、 人間本来の持つ治癒力を引出し、健康体を作り出すことが必要・・・みたいな話だ。ボリビアでこんな話聞くとは。
 別室で処置をしてくれる。足つぼマッサージを中心に、悪い場所の血行をよくしたり、 毒素排除などが目的と思われるマッサージを丁寧にしてくれる。下痢で治療してもらうなんて、思わなかった。 処方薬は、きれいな水+竹酢+オリゴ糖+薬。不思議な病院だ、昭和の世界にタイムスリップしたみたい。
 ボリビアの食事がいかにヤバイかって話もすごくされた。店で売っているミネラルウォーターは信用ならないし、 Los Pozos市場のフードコートの油なんて、ものすごくやばいし、それに果物も農薬コーティングだし。 というわけで、日本食三昧のサンタクルスとなった。

お世話になった木村医院
日本の旅行会社(チョウビ)
日本の文房具屋(TOKYO)


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