ペルーの世界体験

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コラム054 クスコ 夫婦共々、下痢で入院
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コラム054 クスコ 夫婦共々、下痢で入院
2009年5月31日

●移動直前にぶっ倒れる

 クスコからアレキパに夜行バスで移動する当日、2人も具合が悪くなる。寒気がして熱っぽい。 風邪かな?と思って、移動時間まで静養する。夫は、胸のムカツキ、胃痛を訴え、どんどん具合が悪くなる。 出発4時間前になって本日の移動断念。 駄目元で、バス会社Cruz del Surの事務所に行き、出発日変更をお願いした。手数料ゼロで快く変更してくれた。 夫は宿に戻る頃には、呼吸が乱れ足元もふらついている。ここは3399M、病気の体では呼吸するだけで辛い。
 宿の人が、医者の往診サービスを受けたら?と、薦めてくれるのでお願いした。 電話してから15分で、白衣+往診バッグを持った若い男の先生が部屋まで来る。宿に往診なんて、初めての試み。 検温、聴診器、触診などしたけど、病院で血液検査することに。先生が乗ってきた救急車で病院へ。
 病院で血液検査を受け、しばらく酸素吸入も受ける。血液検査の結果は問題なし。 しかし・・・ここで下痢。状況が変わり、検便をした結果、寄生虫病だと。 昨日ローカルレストランで食べた、生野菜?レモネードが原因かな? 病名がはっきりし、薬をもらって、救急車で宿まで送ってもらう。

原因の?ローカルレストラン
サラダのバイキング
ポテトとチキン 味はグット!!

●翌日、夫入院

夫の下痢が止まらない。高地のせいか、トイレに行くだけで息切れして辛いらしい。 また病院へ。 早速点滴投与。病院へ来たからか、点滴のお陰か、少し気持ちが楽になったみたい。 ただ点滴(主に水分補給)は1本終わるに、4時間近くかかる・・。 というわけで、夫の入院決定。 私の虫垂炎に続き、この旅2回目の入院・・・弱い旅人です、私たち。

●夫退院、入れ替わり妻入院

 夫は1日で退院、宿で静養となった。点滴に含まれている薬品各種のお陰で、だいぶ回復したみたい。 付添の私はお腹の調子が怪しい。宿に戻ると・・・残念。私も下痢。 激痛が腹部に走り、先ほどまでお世話になっていた病院に往診を頼む。 嘘みたいに結構苦しい。救急車に揺られ、病院に到着し、即効嘔吐。なんだか私の方が具合悪いみたい。
 悪い予感は当たり、夫は寄生虫1種類だったのに、私は2種類+菌らしい。入院決定。 点滴に含まれている、鎮痛剤・抗生物質・栄養・水分のお陰で、ぐっすり寝れる。でも下痢は止まらないので辛い。 熱はないけど、下痢が止まらないので、医者も退院の許可を出しあぐねている。 明日バス移動なら、今日も入院して点滴治療を続ける方がよいと言われ、もう1日入院。 病名を日本語訳してみた。とっても怪しい虫たちを、お腹に飼っていることが分かった。 ジアルジア症(ランブル鞭毛虫)、赤痢アメーバ、サルモネラ菌。
 3日目の午後退院。強行スケジュールだけど、今日の夜行バスでアレキパに向かう。 強力下痢止めを処方してもらう。頼む!下痢にだけはならないで。バス車内のトイレは、小便専用だから・・・。 それにしても、今回の旅では本当病院にお世話になりっぱなし。海外医療保険サマサマです。

タクシー代わりの救急車
病院 いわゆるトラベルクリニック
治療中

点滴終わらずここで一夜過ごす
妻も入院・・・
薬いっぱいもらいました


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