●ベトナム縦断 オープンバスのシステム
ベトナムには旅行者向けに、オープンバスというシステムがある。
旅行会社やCafeが運行していて、利用人数に関係なく、主要路線を毎日運行。
例えば、ホーチミン→ハノイのチケットを買うと、途中ニャチャン、ダナン、ホイアン、フエなどで下車可能。
期限は3ヶ月?で、乗車したい前日に予約すれば乗れる・・・という、旅行者には便利なシステム。
バス停は、運行会社のオフィスか、提携先のホテル。
●バスの実態
エアコン付き、トイレ無しの2階建バス、昼夜関係なく座席ではなく、ベット席。
枕、布団がついたベット席は、長さ160CMぐらいのスペースで、足元にはちょっとした荷物置き場がある。
長距離バスや飛行機に乗ると、どれぐらいリクライニングできるかが重要なサービスとなるが、
これは170度、もしくは180度リクライニングである。理想的な乗り物のように感じた・・・始めは。
でも、ずっと寝たきり・・・が辛いということに、気づいた。座りたくても背もたれがないので疲れる。
そして身長160CM以上、横幅60CM以上の人にとっては、ものすごく窮屈な空間となる、身動きがとれない。
というわけで、夫はモゾモゾ落ち着かなく、欧米人旅行者は、苦しそうなうめき声をあげる。
寝族であり、身長162CMの私にとっては、最高のバスだった・・・ずーと、うつらうつら寝てたので。
部屋みたいな内装
これがベット席、布団が気持ちいい
2F席も広々
●利用したT.M.Brother's Cafe の評価
ベトナムの旅行会社として超有名なのは、Sinh Cafe、偽者続出なぐらい知名度No.1。
なのに何故か私たちは、ちょっと値段の安い、T.M.Brother's Cafeでチケット購入。
以下、項目ごとに箇条書きで評価。
1) 車体、および車内設備 :
基本的に綺麗、使用済みの席だと、掃除されてないので、汚い場合も。
2) 運行スケジュール、予約 :
前日予約で問題なし、座席指定意味無し、30分以上遅延することはなかった。
3) トイレ、食事休憩 :
昼間はガソリンスタンドで休憩するが、夜間はナチュラルトイレ。
しかも5時間ぐらいノンストップのことがあるので、食料持参・トイレ我慢の必要あり。
4) 発着場所 :
ホーチミン、ハノイは旅行会社前。その他は提携先ホテル前。
5) トラブル :
到着場所の提携先ホテルに宿泊しないと、到着場所が何処かも教えてもらえないぐらい、素っ気無い対応を取られた。
ハノイ到着時は、大型バスが市内に入れないため郊外で下車、そこからタクシーのサービスがあるはずだった。
それなのに、自分たちで決めた宿に行くと言うと、タクシーになかなか乗せてもらえなく、最後にはスタッフも
バイクで逃走、私たち4人だけが取り残された。1人がベトナム語ができたので、オフィスにクレームをつけにいくと、
うちの会社は関係ない、CamelTravelだから・・・と知らんぷり。T.M.Brotherと提携していて、しかも今日は
CamelTravelのバスに乗っていたのに・・・ひどい話。この事件の結果、このバス会社はオススメできません。
休憩のサービスエリア
バス会社併設のレストラン
昼食は、アレンジ即席麺