チリの世界体験

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コラム035 イースタ島 モアイだけじゃないイースタ島、陶酔のKariKariダンス
2008年12月24日

●世界遺産 イースター島

南米大陸から西へおよそ3800KM離れた南太平洋上に浮かぶラパ・ヌイ(現地語で"大きな島”)には、 800体を越す巨大な石像モアイがあり、全島が国立公園に指定されている。今回の旅の目玉の1つ。

●モアイはそこら中にいる

 最初にハンガロア村から歩いていける、アフ・バイ・ウリ(5体のモアイ)/アフ・タハイ(1体のモアイ)/ アフ・コテリク(目のあるモアイ)を見に行く。 記念すべき初モアイは、アフ・バイ・ウリ。でこぼことサイズの違うモアイ、頭が半分以上ないモアイが5体並ぶ。 お〜〜これが、TVで見たことにあるモアイだ==、実物だ〜〜と興奮して、写真を取りまくる。
 別の日にレンタカーして、島内一周モアイ探しをする。観光マップには、倒れたモアイ、立っているモアイ、 作りかけのモアイなど、見所が書かれている。 一番のお気に入りは、モアイ製造工場のラノ・ララク。そこら中に、モアイが埋まっている。 あごから、鼻から、目から地上に出てるモアイが100体以上埋まっている。本当、作りかけって感じがする。 とにかく、そこら中にモアイがいるので、倒れたモアイとか立寄らずに通り過ぎるほど・・ちょっと飽きる。

製造工場(Rano Raraku)
道端で寝ちゃった
反省中(正座中)・・

15体のモアイ(Ahu Tongariki)
唯一目がある(Ahu Koteriku)
浜辺にある(Ahu Nau Nau)

●サンライズを見るのは難しい。

アフ・トンガリキからのサンライズを見るために、6:00に宿を出発。2日間チャレンジしたが、 残念ながら雲がちで見れなかった。1週間滞在したけど、朝から快晴ということが無かった。

日の出前
日の出後 ・・曇ってて・・
日の出 太陽の位置高いけどね

●聖地オロンゴ

オロンゴは、モアイ信仰の後、流行った鳥人儀礼の舞台となった聖域。 儀式は、翌1年をどの部族の戦士が、宗教的・政治的実験を握るかを決めるためのもの。 各戦士が選出した部下1名の中で、沖合いの島からグンカン鳥の卵を一番早く持ってきた人が勝ち。 部下は、断崖絶壁を駆け下り海に飛び込み、 卵を得たら泳いで戻ってくる、もう必死の沙汰だ。 戦士は、住居跡で、今か今かと待つだけ・・・・。何時の時代も苦労するのは部下である。 岬の先頭の岩には、鳥人のレリーフが約200点も刻まれている。崖の下から吹き上げる潮風を浴びながら、 数km沖合いに浮かぶ島を見つめていると、なんだか背筋がゾクゾクしてきた。ここには何かある。

儀式中に使用した住居跡
鳥人の儀式に使われた島々
鳥人のレリーフ

●KariKariダンス

 なんで、イースター島まで来て民族舞踊を見たくなったかというと、村で変な看板を見たせいだ。 「民族的かつ近代的な音楽とダンス倍しcにふい」 ・・・なんだこれ? 気になったので、島民オススメのKariKariダンスを見に行く。入場料10000ペソ(約1500円)。 正直そんなに期待せず、21:00の開演を待つ。
 ポリネシアン衣装(上半身裸、草で編んだスカートみたいな巻物、アクセサリー&タトー)に身を包んだバンドマン、 太目のおばちゃんコーラスが登場。演奏が始まるや、背筋がぞくっとした。会場が一体となり、彼らに釘付けだ。
なんか・・すごいパワーを感じる。 ここへ美女ダンスチームが入場する。ココナッツ?の実を加工したブラと、下半身は草で編んだスカート。 本当に・・・島のどこに、こんな美女がいたのか?ってぐらい美しい。スレンダーBODYで、見てるだけでうっとり。 木のヤリを持った男性陣が登場。もうここまでくると、やばすぎ。空いた口がふさがらない。 島のどこに、こんなイケメンが?ってぐらい格好いい。日焼けして引き締まった体に、するどい眼差し、迫力ある低音ボイス。
 素晴らしいのは、彼らの踊り、歌声が幸せに満ち溢れて、ものすごいエネルギーを発していること。 魅せるために踊るではなく、自分たちが楽しんでる・・そんな感じ。 ダンサー同士のアイコンタクト、体の触れ合いなど・・まさに人生を謳歌しているダンス。 1曲終わるとものすごい拍手。観客みんなそんな気持ちなんだと思う。
 会場を巻き込んだパワーダンスが終わった。ここで帰り支度を始めてはいけない!! ダンサーと写真撮影ができる。当然のことのように、男客は女性ダンサーと、女客は男性ダンサーと写真をとる。 汗だくの男性ダンサー3人に囲まれて写真をとったが、もう魂が抜けた。 イースター島観光の際は、KariKariダンスをお忘れなく。
(海外公演もする有名なダンスチームらしいです。)

明るく健康的な美女
逞しく踊る男達
イケメン集団にダジダジ・・

今日も1日お疲れ様でした。
宿のキャンプスペース
超〜のどかな町並み


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