●世界遺産 イースター島
南米大陸から西へおよそ3800KM離れた南太平洋上に浮かぶラパ・ヌイ(現地語で"大きな島”)には、
800体を越す巨大な石像モアイがあり、全島が国立公園に指定されている。今回の旅の目玉の1つ。
●モアイはそこら中にいる
最初にハンガロア村から歩いていける、アフ・バイ・ウリ(5体のモアイ)/アフ・タハイ(1体のモアイ)/
アフ・コテリク(目のあるモアイ)を見に行く。
記念すべき初モアイは、アフ・バイ・ウリ。でこぼことサイズの違うモアイ、頭が半分以上ないモアイが5体並ぶ。
お〜〜これが、TVで見たことにあるモアイだ==、実物だ〜〜と興奮して、写真を取りまくる。
別の日にレンタカーして、島内一周モアイ探しをする。観光マップには、倒れたモアイ、立っているモアイ、
作りかけのモアイなど、見所が書かれている。
一番のお気に入りは、モアイ製造工場のラノ・ララク。そこら中に、モアイが埋まっている。
あごから、鼻から、目から地上に出てるモアイが100体以上埋まっている。本当、作りかけって感じがする。
とにかく、そこら中にモアイがいるので、倒れたモアイとか立寄らずに通り過ぎるほど・・ちょっと飽きる。
製造工場(Rano Raraku)
道端で寝ちゃった
反省中(正座中)・・
15体のモアイ(Ahu Tongariki)
唯一目がある(Ahu Koteriku)
浜辺にある(Ahu Nau Nau)
●サンライズを見るのは難しい。
アフ・トンガリキからのサンライズを見るために、6:00に宿を出発。2日間チャレンジしたが、
残念ながら雲がちで見れなかった。1週間滞在したけど、朝から快晴ということが無かった。
日の出前
日の出後 ・・曇ってて・・
日の出 太陽の位置高いけどね
●聖地オロンゴ
オロンゴは、モアイ信仰の後、流行った鳥人儀礼の舞台となった聖域。
儀式は、翌1年をどの部族の戦士が、宗教的・政治的実験を握るかを決めるためのもの。
各戦士が選出した部下1名の中で、沖合いの島からグンカン鳥の卵を一番早く持ってきた人が勝ち。
部下は、断崖絶壁を駆け下り海に飛び込み、 卵を得たら泳いで戻ってくる、もう必死の沙汰だ。
戦士は、住居跡で、今か今かと待つだけ・・・・。何時の時代も苦労するのは部下である。
岬の先頭の岩には、鳥人のレリーフが約200点も刻まれている。崖の下から吹き上げる潮風を浴びながら、
数km沖合いに浮かぶ島を見つめていると、なんだか背筋がゾクゾクしてきた。ここには何かある。
儀式中に使用した住居跡
鳥人の儀式に使われた島々
鳥人のレリーフ
●KariKariダンス
なんで、イースター島まで来て民族舞踊を見たくなったかというと、村で変な看板を見たせいだ。
「民族的かつ近代的な音楽とダンス倍しcにふい」 ・・・なんだこれ?
気になったので、島民オススメのKariKariダンスを見に行く。入場料10000ペソ(約1500円)。
正直そんなに期待せず、21:00の開演を待つ。
ポリネシアン衣装(上半身裸、草で編んだスカートみたいな巻物、アクセサリー&タトー)に身を包んだバンドマン、
太目のおばちゃんコーラスが登場。演奏が始まるや、背筋がぞくっとした。会場が一体となり、彼らに釘付けだ。
なんか・・すごいパワーを感じる。
ここへ美女ダンスチームが入場する。ココナッツ?の実を加工したブラと、下半身は草で編んだスカート。
本当に・・・島のどこに、こんな美女がいたのか?ってぐらい美しい。スレンダーBODYで、見てるだけでうっとり。
木のヤリを持った男性陣が登場。もうここまでくると、やばすぎ。空いた口がふさがらない。
島のどこに、こんなイケメンが?ってぐらい格好いい。日焼けして引き締まった体に、するどい眼差し、迫力ある低音ボイス。
素晴らしいのは、彼らの踊り、歌声が幸せに満ち溢れて、ものすごいエネルギーを発していること。
魅せるために踊るではなく、自分たちが楽しんでる・・そんな感じ。
ダンサー同士のアイコンタクト、体の触れ合いなど・・まさに人生を謳歌しているダンス。
1曲終わるとものすごい拍手。観客みんなそんな気持ちなんだと思う。
会場を巻き込んだパワーダンスが終わった。ここで帰り支度を始めてはいけない!!
ダンサーと写真撮影ができる。当然のことのように、男客は女性ダンサーと、女客は男性ダンサーと写真をとる。
汗だくの男性ダンサー3人に囲まれて写真をとったが、もう魂が抜けた。
イースター島観光の際は、KariKariダンスをお忘れなく。
(海外公演もする有名なダンスチームらしいです。)
明るく健康的な美女
逞しく踊る男達
イケメン集団にダジダジ・・
今日も1日お疲れ様でした。
宿のキャンプスペース
超〜のどかな町並み