●隠れた名所 ルーハン動物園 Zoo Lujan
宿(上野山荘別館)の情報ノートを見ると、Zoo Lujanの投稿数が多くみんな大絶賛。
ブエノスアイレス郊外にある普通じゃない動物園。猛獣トラ、ライオンの檻に入って
触ることができるという・・・それだけで言ってみようという気になる。
そんな・・・危険なぁ〜と思うけど、みんな大丈夫だという。でも、誰か、虎にかまれた・・・・って話も聞く。
●思ったより遠い
宿(上野山荘別館)から、地下鉄+市バスに乗り継いで3時間かかる。
地下鉄D線のPlaza Italiaから、Zoo Lujan行きの普通バスに乗る。(Lujanという町もあるので注意!)
バスは進行方向左側の座席に座る。1時間半ほど経ったら、Zoo Lujanという青い看板が見えないかチェック!
看板が見えたら下車。高速道路の高架した左手に歩いていけば、動物園がある。
私たちの時は、いかにも動物園に行きそうな親子連れが乗っていたのに、Zoo Lujanで降りたのは私たちだけ。
目印の標識 ここでバスを降りる
入り口 ちょっと分かりづらい
やぎさん こんにちは
●触ったり、舐められたり・・・。
動物園入口で、30ペソ(900円)+園内マップをもらう。どこに動物がいるか、顔写真付き。
園内は古い農耕機がゴロゴロ置いてあったり、アヒルや鴨がウロウロしてたり。だだっぴろい農場って感じ。
まず、ヤギがウジャウジャいる檻があって、スタッフが中に入っていいよ・・というので、入ってみた。
エサを持ってないのに、みんな突進して角でつつく。ムツゴロウさんみたいに、ワシャワシャやれないので、即効退出。
肝心の猛獣探し。猛獣の檻の中にスタッフがいる。勇気を出して「中に入っていい?」と聞くと、OKと言われる。
手荷物を預けて檻へ。メスライオンが、台の上で寝ている。一応、首に鎖はついているけど・・・。
ライオンの後ろから周り、背中をなでていいと言う。
え?本当に??恐々、超へっぴり腰で、背中を撫でる。なんて、硬い毛並みなんだぁ。
この調子で、オスライオンや、虎を触り、写真撮影。みんな死んだように寝てるので、物足りなさを感じてきた。
次は小熊の檻へ。小熊といっても、大型犬ぐらいある。小熊が2匹ウロウロ動き回っているのが、すごくかわいい。
檻に入ると、スタッフに「腕を出すように」言われるので、はい・・と左腕を小熊の前に出すと、
カプッ〜〜〜〜〜〜〜〜 え!!!!!!!!!!熊に噛まれた!!!!!!!
一瞬目をそらしたが、なんと、ビチャビチャものすごい甘噛みが始まった。
そんなに腕美味しい??ってぐらい、べちゃべちゃ、チュ〜チュ〜、両腕でつかんで離してくれない。
スタッフが腕を差し出し、私の腕は解放された。腕が唾液でネトネト。水で洗ってもなかなか落ちない・・・。
衝撃体験だった。 これが、ZOO LUJANかぁ・・・って感じ。
虎の檻に入った時、スタッフが寝ている虎の手に、白い液体をかけた。
すると虎は目を覚まし、白い液体入りの哺乳瓶をすごい勢いで飲む。
飲み終わった後、私たちの周りを虎がウロウロ歩いている、檻の外からみたら、絶体絶命の映像。もちろん大丈夫なんだけど。
あれは、ただのミルクじゃないはず。
秘薬入りのミルクのお陰で、猛獣はおとなしく、どちらかと言うとまどろんだ目をしている。覚せい剤??
(あくまでも個人的な推測なので、動物愛護の方、眉間に皺を寄せないで下さい。)
百聞は一見にしかず・・、ブエノスアイレスへお越しの際は、ルーハン動物園お忘れなく。
ご飯ちょうだいよぉ〜
ぐぅ〜 寝てます
今のうちにさわっちゃえぇ!
トラさんおきてるよ
かなりビビってさわってみた
白い怪しい液体を飲まされる
こちらも白い怪しい液体
甘噛もできちゃう
ぞうさんに乗る俺