アルゼンチンの世界体験

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コラム042 ブエノスアイレス Zoo Lujan トラもライオンも熊も触り放題
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コラム042 ブエノスアイレス Zoo Lujan トラもライオンも熊も触り放題
2009年3月7日

●隠れた名所 ルーハン動物園 Zoo Lujan

宿(上野山荘別館)の情報ノートを見ると、Zoo Lujanの投稿数が多くみんな大絶賛。 ブエノスアイレス郊外にある普通じゃない動物園。猛獣トラ、ライオンの檻に入って 触ることができるという・・・それだけで言ってみようという気になる。 そんな・・・危険なぁ〜と思うけど、みんな大丈夫だという。でも、誰か、虎にかまれた・・・・って話も聞く。

●思ったより遠い

宿(上野山荘別館)から、地下鉄+市バスに乗り継いで3時間かかる。 地下鉄D線のPlaza Italiaから、Zoo Lujan行きの普通バスに乗る。(Lujanという町もあるので注意!) バスは進行方向左側の座席に座る。1時間半ほど経ったら、Zoo Lujanという青い看板が見えないかチェック! 看板が見えたら下車。高速道路の高架した左手に歩いていけば、動物園がある。 私たちの時は、いかにも動物園に行きそうな親子連れが乗っていたのに、Zoo Lujanで降りたのは私たちだけ。

目印の標識 ここでバスを降りる
入り口 ちょっと分かりづらい
やぎさん こんにちは

●触ったり、舐められたり・・・。

 動物園入口で、30ペソ(900円)+園内マップをもらう。どこに動物がいるか、顔写真付き。 園内は古い農耕機がゴロゴロ置いてあったり、アヒルや鴨がウロウロしてたり。だだっぴろい農場って感じ。 まず、ヤギがウジャウジャいる檻があって、スタッフが中に入っていいよ・・というので、入ってみた。 エサを持ってないのに、みんな突進して角でつつく。ムツゴロウさんみたいに、ワシャワシャやれないので、即効退出。
 肝心の猛獣探し。猛獣の檻の中にスタッフがいる。勇気を出して「中に入っていい?」と聞くと、OKと言われる。 手荷物を預けて檻へ。メスライオンが、台の上で寝ている。一応、首に鎖はついているけど・・・。 ライオンの後ろから周り、背中をなでていいと言う。 え?本当に??恐々、超へっぴり腰で、背中を撫でる。なんて、硬い毛並みなんだぁ。
 この調子で、オスライオンや、虎を触り、写真撮影。みんな死んだように寝てるので、物足りなさを感じてきた。 次は小熊の檻へ。小熊といっても、大型犬ぐらいある。小熊が2匹ウロウロ動き回っているのが、すごくかわいい。 檻に入ると、スタッフに「腕を出すように」言われるので、はい・・と左腕を小熊の前に出すと、 カプッ〜〜〜〜〜〜〜〜 え!!!!!!!!!!熊に噛まれた!!!!!!! 一瞬目をそらしたが、なんと、ビチャビチャものすごい甘噛みが始まった。 そんなに腕美味しい??ってぐらい、べちゃべちゃ、チュ〜チュ〜、両腕でつかんで離してくれない。 スタッフが腕を差し出し、私の腕は解放された。腕が唾液でネトネト。水で洗ってもなかなか落ちない・・・。 衝撃体験だった。 これが、ZOO LUJANかぁ・・・って感じ。
 虎の檻に入った時、スタッフが寝ている虎の手に、白い液体をかけた。 すると虎は目を覚まし、白い液体入りの哺乳瓶をすごい勢いで飲む。 飲み終わった後、私たちの周りを虎がウロウロ歩いている、檻の外からみたら、絶体絶命の映像。もちろん大丈夫なんだけど。
 あれは、ただのミルクじゃないはず。 秘薬入りのミルクのお陰で、猛獣はおとなしく、どちらかと言うとまどろんだ目をしている。覚せい剤?? (あくまでも個人的な推測なので、動物愛護の方、眉間に皺を寄せないで下さい。) 百聞は一見にしかず・・、ブエノスアイレスへお越しの際は、ルーハン動物園お忘れなく。

ご飯ちょうだいよぉ〜
ぐぅ〜 寝てます
今のうちにさわっちゃえぇ!

トラさんおきてるよ
かなりビビってさわってみた
白い怪しい液体を飲まされる

こちらも白い怪しい液体
甘噛もできちゃう
ぞうさんに乗る俺

ラクダさ〜ん
カピバラさ〜ん
ペリカンさ〜ん


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