●アルゼンチンタンゴ
タンゴ発祥のボカ地区レストランで衝撃のタンゴに出会った。それは男性同士のタンゴ。ガリガリの少年と
しぶい親父の組み合わせ。眉間に皺を寄せながら、まるで女性を扱うかのように、少年をクルクルリードする親父。
なんか禁じられた世界を見ているような、高揚感。是非本場のタンゴを見たいと思った。
ボカ地区のカミニート
いたる所でタンゴしてます
カミニートのカラフルな町並み
ヨーロッパ風の建物が多いブエノ
夕方のブエノ ボニート(=美しい)
ブエノでバーベキューしました
●ウォン・カーウェイ「ブエノスアイレス」撮影現場 Bar Sur
ディスカウントチケットを購入したので、通常135ペソ→50ペソ(1500円)と格安料金。(別オーダのドリンク代がかなり高い)
なんとなくBar SurをHPで調べていたら、なんと!ウォン・カーウァイ監督の「ブエノスアイレス」の撮影現場だった。
あの映画、イグアスの滝や、ウシュアイアの灯台もロケ地だったらしい。10年以上前の映画なので、すっかり忘れていた。
20:30、私たちを含めて5人しか観客がいない中、突然タンゴが始まった。
1ペアが目の前に、スッと躍り出た。 テーブルに体がぶつかりそうなぐらい近い距離で、繰り広げられるタンゴ。
スラっとした美人と槙原敬之(どんな時も♪の、マッキー)ばりに眉毛が太い、不男が踊る切ないタンゴ。
タンゴは男性のリードで繰り広げられる踊りで、女性は彼の腕の中をスルリスルリと抜けるように、艶やかなステップを刻む。
とにかくため息が出るぐらい美しい。彼が不男だけに、彼女の美しさが、また引き立つ。
元々娼婦が踊っていただけあって、セクシーであることこの上ない。
このタンゲリータ、タンゴダンサー2組、歌手2組、タンゴ演奏生バンド2組が、入れ替わり、観客を楽しませてくれる。
ショーは20:30〜22:00の予定だったけど、お客さんがいる限り、タンゴは踊り、歌い続ける・・・。
得といえば、家の旦那、 "一緒に踊りませんか"でなんと7回もフロアで踊る。
お客が少ないのと、欧米系旅行者が頑なに断り続けるので、男性候補がいなくて独占状態。
ところが"タンゴは男性リード"なので、こちらが素人だろうとリードしないと踊りは始まらない。
2〜3回踊るうちに、それなりに踊れてるいてちょっと驚き。クロックスのサンダルさえなければ。
3時間以上いた老舗のタンゲリーアBAR SUR、映画の一場面に入り込んだような錯覚と、タンゴに酔う高揚感。
ブエノスアイレス最高の夜となった。
映画のロケ地で有名なBAR
踊りも雰囲気も素晴らしかった
生演奏もとっても良い雰囲気
●男性ストリップ Golden
上野山荘別館の情報ノートには、ブエノスアイレスの口コミ情報がたくさん書かれている。にもかかわらず、
日本の女性は貞淑だからか、この男性ストリップの情報は口コミで広まっている。
他の旅人の奥様に誘われて、人生初男性ストリップショーデビュした。ちなみに料金はピザ付きで、25ペソ(750円)
開演22:00、Golden入口にコスプレギャル達の行列が。
このコスプレギャルのテンションがすごい!ムチ持った女王様系、セクシー系セーラームーンの格好をした
スタイル抜群のセニョリータが、笛をビービー、腰をクネクネ。
22:15分店内へ、突然の洗礼・・・。上半身裸のマッチョ男性が、手を取り、席まで案内してくれる。
彼ら、ものすごくサービス精神旺盛で、写真お願いします・・・・という前から、後ろから抱きつき。
22:00には、20台前半のかわいいギャル達で店内満席。ソフトドリンク飲んでいるのにハイテンション。
22:30過ぎ、ようやくショータイム開始!1人目の男性が脱ぎ始めて、もう目が点・・・開いた口がふさがらない。
だって・・・バスタオルがかかってる・・・アソコに。
ショーを見ているうちに、主婦チーム「あれはおかしいぃって、あれが本物なら・・・イヤそんなことない」って結論に。
本物かどうか確かめようとしているのは、私たちだけではなく、VIP席最前列の人も、真下から凝視している。
そんな邪念いっぱいの私たちを気にせず、ものすごく爽やかな笑顔で、ストリッパーは脱いでいく。
見所は、ストリップショーだけではない。観客参加型のイベントがいくつもある。
「ステージでストリッパーにめちゃくちゃにされたい人〜」「コスプレちゃん大集合〜」とオカマちゃん司会者が盛り上げる。
極めつけは、女性素人によるストリップ対決!! このすごさは・・・・・是非自分の目で確かめてください。
入り口にはコスプレギャルが・・
会場はすごい盛り上がり
スタッフ皆、上半身裸
コスプレ大会みたい
ご褒美のKiss
とうとう本番、脱ぎ始めた・・(興奮)