アルゼンチンの世界体験

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コラム045 プエルト・イグアス 悪魔の喉笛、想像以上の大迫力

コラム045 プエルト・イグアス 悪魔の喉笛、想像以上の大迫力
2009年3月30日

●世界遺産 イグアス国立公園

 アルゼンチンとブラジル国境で轟音を鳴り響かせ、雲のような水煙を立ち上げながら流れ落ちる、イグアスの滝。 馬蹄形をなす滝壺はおよそ2700m。最奥部の最高80mの断崖を落下する滝は、落下音から「悪魔ののど笛」と呼ばれる。
 私たちは、アルゼンチン側/ブラジル側両方を観光したが、もし1日しかないなら、絶対にアルゼンチン側!!

●アルゼンチン側へ

 7:40イグアス滝行きの定期バスに乗る。国立公園に到着し、入場料を支払う時に気になる文字が。
「外国人旅行者の皆様、もし前日の入場券があれば、本日は半額にします!」 あ・・・・この話どこかで聞いたことある。別の旅行者からチケットもらって、半額になったって話。
 後日談>>私たちのチケットをニュージーランド人にあげて、半額になるか試してもらった結果、半額GET!! ただし、「明日も入園したいからと事前申請して、チケットの裏にサインする」という手続きが本来必要で、 係員から、本当に昨日も来たのか証明しろ、写真は?とか、グチグチ聞かれたらしい。
 公園内のスタッフオススメの回り方、「川に近い方の周遊ルート→サン・マルティン島→滝ずぶぬれクルーズ→ 崖の上の方の周遊ルート→悪魔ののど笛」で、所要7時間が今日のコース。

ここが入り口
イグアス滝観光マップ
滝が見えてきた〜

●トレイルとずぶぬれクルーズ

 ジャングルの崖から無数の滝が流れ落ち、カラフルな蝶が乱舞し、数百羽のコンドルの群れに遭遇する周遊ルート。 整備されたルートなので、やや距離は長いが歩きやすい。滝以外のイグアスの大自然に触れられる。
 ずぶぬれクルーズは、"悪魔ののど笛"ではない滝直下に、船で突っ込むアクティビティ。 私たちは、AVENTURA NAUTICA社のJUNGLE EXPLORER、1人75ペソ(2300円)に参加。 小型船で滝に近づく、あまり大きな滝ではないが、結構水量がある。本当に、滝直下に船が突っ込むので、 首が水圧でグニャっとなる、座っているのがやっとの爆シャワーまみれ。(メガネは外しておくこと!) 船は2つの滝直下に突っ込み、しかも左右の座席が公平になるように、左から、右から突っ込む。 防水袋を貸してくれるので荷物は大丈夫だけど、全身びしょびしょ。暑い日だったので、かなり気持ちいい。 トレイルを歩いている内に、全身乾いた。それぐらい日差しがきつい。

おぉ〜
左側はブラジルエリア
コンドル?木に大群が・・・

マイナスイオンの中、記念撮影
虹がかかってる
遠くからの眺めも良いね

ボートアクティビティしてみた
どんどん滝に近づいていく
どぉ〜ん、滝にダイブ

観光ポイントをつなぐ園内電車
久しぶりのY字バランス
ここの蝶は手乗り可能

●悪魔ののど笛

 トレイルや、ずぶぬれクルーズで、かなりイグアス国立公園を楽しんだが、悪魔ののど笛はレベルが違う。 「午前中は、太陽の光が反射して良い写真が取れない」という理由で、悪魔ののど笛を最後にしたが、 最後のとっておきにして良かった。今日の回り方は大正解。
 園内の電車に乗り、長い橋道を歩き、悪魔ののど笛に到着。ゴーという轟音が聞こえ、全体が水蒸気で白っぽく見える。 展望台から、間近に滝を見る。 あまりの水量に滝壺が見えない。ただ、底なしの白いしぶきが見えるだけ。 滝とは、ああいうものを言うんだろうか?一面に広がる大量の水が、轟音を上げて落下していく。 展望台に立っているのに、頭上から滝しぶきを浴び、そして滝壺に吸い込まれそうな恐怖すら覚える。 なんなんだ・・・・、ここは。イグアス滝って、すごい、本当に。魂が揺さぶられるって、こういうことなのかもしれない。

とうとう来たよ悪魔の喉ぶえ
すごい迫力だ
下流は霧ってる

吸い込まれそうだ
水しぶきでカメラの扱いが大変
ここはかなりオススメです!!


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