ベネズエラの世界体験

コラム060 シウダーボリーバル 2泊3日 世界一の落差!アンヘルの滝へ(カナイマ国立公園)
コラム061 サンタエレナ 5泊6日 テーブル大地、ロライマ山に登る!(ギアナ高地)

コラム060 シウダーボリーバル 2泊3日 世界一の落差!アンヘルの滝へ
2009年8月22日

●アンヘルの滝2泊3日ツアー

シウダーボリーバルの Adrenalin Expeditions で手配したツアーは以下の通り。
  ・アンヘルの滝、エル・サポの滝観光。
  ・シウダーボリーバルとカナイマ間の往復フライト、バイリンガルガイド、食事全部、宿付きでBs.1650(約27500円)
  ・初日の宿はアンヘルの滝麓でハンモック、2日目は村のロッジの個室
参加メンバーは、全部で13名(欧米7人、ベネズエラ人4人、自分達)。

●セスナの遊覧飛行

カナイマまでの交通手段はセスナ機。 飛行機は嫌いだが、空からテプイ(テーブル大地)が見れると聞いていたので楽しみにしていた。 小型のセスナだったが、殆ど揺れも無く快適なフライト。 カナイマ到着10分前くらいから、眼下にテプイを拝むことができる。 日本を出る前に何度もテレビで見て、絶対行きたいって思ってた場所のひとつ。 眼下にそれが現れたときは、心から感動した。これがテプイだと。

ちょっと不安・・・6人乗りセスナ
眼下に大自然を望む!
憧れのテプイがお出迎え!

●びしょぬれのボート

カナイマ村からアンヘルの滝の麓までは、ボートで行くのが一般的。 晴れた日は、色んなテプイを拝めるのでカメラは手放せないのだが、このボート、実はびしょぬれになる。 流れが荒い場所を通ったり、急カーブしたりすると、かなりの水をかぶる。 それを知らずに乗ったイタリア人は、カメラ持ったまま水をかぶりずぶぬれ。文句を言う暇も無く、また水をかぶる。 何故かその場所だけやたらと水をかぶる。不満を通り越してゲラゲラ笑い続けてました。 僕らは合羽を着て、カメラも貴重品もビニール袋に入れてたので何とかびしょぬれは間逃れた。

水しぶきでビショビショになるボート
そんな時に配られた昼食のパン
眺めは最高だよ

●世界最高落差のアンヘルの滝へ

麓から山道を1時間半ほど登ると展望台がある。雨季は足場も悪くとても歩きづらい。 それでもアンヘルを見るために、皆必死に登る。そして・・・アンヘルが見えた! 遥か上の頂から大量の水が流れ落ちている。滝つぼは無いと聞いていたが、 水量が激しく多く、下まで落ちていく。すごい迫力、全てを飲み込みそうな勢い。 雨降りしきる中、シャッターを押しまくった。 なぜ、こんな山道を登るか?そう、そこにアンヘルがあるから。

ボートを降り、いざアンヘルの滝へ
アンヘルの滝(上部)
水たまりを歩き登っていく

川も渡る必要がある
アンヘルの滝(下部)
展望台で雨に打たれる人たち

●滝の裏側へ(エル・サポの滝)

翌日、カナイマ村からカナイマ湖を渡り、30分ほど草原を歩いてエル・サポの滝を見に行った。 滝を上から見ると、横幅はあるが落差はそれほどではない。この滝、実は裏側を歩く事ができる。 滝の横から山を少し下ると入り口がある。中はマイナスイオン100%、滝のしぶきが霧となり全身を包み込む。 滝の反対側まで道は続いているが、途中、滝の水を全身に浴びないと先にいけない場所がある。 雨季により水量も多く、ちょっと危険。そのうち、雨が降ってきて山道にも滝ができたりとずぶぬれ必須の観光ポイント。 水着着用でカメラの防水は忘れずに。

エル・サポの滝の上で集合写真
滝の裏側は歩ける 水着必須
大雨で山道にも滝が・・・

●陽気で親切なベネズエラ人

このツアーは楽しかった〜〜、それは地元民であるベネズエラ人と出会えた事。 南米随一の危険な町カラカスがあるベネズエラ。でも、危険な人ばかりでは決してない。 ツアーを盛り上げる為に酒を用意してくれたり、カラカスの町に招待してくれたり、 みんな親切でとっても陽気な人たちだった。時間があればカラカスに行きたかった。

みんなで食べた晩御飯
蚊帳付きのハンモックは快適だった
陽気なベネズエラ人と記念撮影


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